天と天をつなげれば戦。

いい加減、カバを干支に入れて欲しい。

ハリーポッターとクリアな素肌。

皆さまごきげんよう

なんつーか、世知辛いよね。世知が辛めの味付けだよね、最近。

 

 

 

 

僕はね、実は映画が結構好きだったりします。

 

 

メグ・ライアンメル・ギブソンの違いも最近ようやくマスターしました。

 

メグ・ライアンって女性だったんだね。

 

 

 

その程度にはツウ。そう、僕は映画通。

ハリウッド方面には結構自信ある。

もはや何らかのアカデミーの会員と言っても過言ではないはず。

 

 

 

 

そんな僕ですが、「映画が好き」ってフワッと口を滑らすと必ず聞かれることがあります。

 

 

 

 

 

「オススメ映画はどれ?」

 

 

 

 

 

 

これね、本当やめてほしい。

 

マジレスすると、勧める相手によっても変わるし、話してる場によっても変わるし、その時の気分によっても変わる。(ていうかそんなにストックない。)

 

 

 

そういうもんでしょう?

 

 

 

でもほら、僕はプロ。アカデミー会員としての意地がある。

というわけで僕が独自に捻り出した映画評価のポイントはこの3つ。

 

 

①価値観、教訓、伝えたいこと部門

②世界観、ストーリー部門

③キャラクターデザイン、演技演出部門

 

 

自分で言うのもナンだけど、これ結構核心突いてるんじゃねぇ?

 

ほら、魔女の宅急便(の雰囲気②)が好きな人に、角川の天河伝説殺人事件は勧められないじゃん?

 

 

やべぇ。本物の映画通っぽいぞ。。

王様のブランチの、LiLiCoの後釜は僕かもしれない。

 

 

 

それどころか監督のオファーとか来ちゃったらどうしよう。

 

ぐりとぐら」の実写化とか頼まれちゃったらどうしよう!

 

ぐりもぐらも性別からして分かんねえ!どうしよう!

 

 

 

 

そいでね。まあここまでが前段なんですけど。

 

僕は映画といえばハリーポッターが大好きだったんですけど、

 

かろうじて男という性別を掴み取りながら、ハリーポッターその人自身に憧れてた時期もあったんですけど、

 

 

じゃあなぜ過去形なのかというと、

あいつ、ハリーのやつ、冷静に考えたら結構ムカつくよな〜と思てる今日この頃の俺なわけです。

 

 

 

それでは僕が、こないだ友達とした、ハリーポッターの使えなさについての議論をご覧ください。

 

 

 

僕「ハリーポッターって、結局のところダンブルドアの広告塔だったって話だよね。全然足でも稼げてないよね。」

 

友「身もふたもないね。児童書なのにね。」

 

僕「ハリーのイタい所って、自分で考えて行動したことはことごとく失敗してて、さらに自分が世界を救ったと思ってるところだよね。」

 

友「まあ勇猛果敢と向こう見ずを取り違えてはいるよね。」

 

僕「ハリー、そこ!そういうところ!って思うよね。もう取り柄がクリアな素肌くらいしかないと思うの。」

 

友「あれは光トリック。でもその構造に、そして現実社会とのアナロジーに気付くところまでが児童書なのだとしたら…!」

 

僕「もう生きていたって仕方ないって気になるね。でも、おまえレベルが主役ぶるなよってヤツ、結構いるもんね。」

 

友「いるね。意外とハードな児童書だったね。」

 

 

 

この会話よ。これがファン歴20年の洞察力と、世界一のファンタジーの本質。


 

つまりよ。

めちゃくちゃ脚色するとこうなるんでは?

(よっ!監督ッ!)

 

 

ハロー。俺の名前はハリーポッター。(株)不死鳥の騎士団 の新入社員。

ぶっちゃけコネ入社。周りの人は超良い人だし、みんな超褒めてくれる。なんか業界じゃ俺って結構有名みたい。なんでー?何もしてないのにー!まじうける。

 

成長戦略?とかいってまじうける。んなの無くても注文取ってくりゃいいんでしょ?「ハーイ。俺、ハリーポッター。生き残った男の子?的な?どう、俺と悪魔の契約してみない?(意味深)」これで今月ノルマいったし。まじちょれー。営業まじちょれー。

 

最近、経理のスネイプさんがまじキモイ。目つき悪いし、交通費の精算間違えたとき超やな感じだったって総務の水野さん怒ってたし。

 

 

どうやらうちと(株)デスイーターとは顧客取り合ってるらしい。「アバダケダブラ」が売れすぎててまじびびる。あとヴォルデモート社長がまじで怖ぇ。まず社長なのに「例のあの人」呼ばわり。あんなん絶対(色んな意味で)ブラック会社じゃん?マルフォイ、うまくやってっかなぁ…?

 

 

んでこないだ、うちのダンブルドア社長が遂にデスイーターの買収に乗り出した。まあ仕掛けてきたのは向こうらしいんだけど。

ハリーポッターこと俺は、東京セントラル証券の人間として、1500億の買収案件の担当となったんだけど、どうやらうちに裏切り者がいるらしい。経理のスネイプあやしくね?って総務の水野さん超疑ってたんだけど、どうでもいいからスネイプさんまじ吉田専務あたりからあの目付き注意してほしー。

 

ところで大和田常務の出番ってこんなもんなの?市川猿之助まじイケてたし、なんつっても堺雅人の演技、迫力がまじすごい。

 

 

というわけで皆様、半沢直樹、来週からもチェケラー!

 

 

 

 

 

 

 

 

んー、あれ?

ち、チェケラ……