天と天をつなげれば戦。

いい加減、カバを干支に入れて欲しい。

ちょっとやりすぎな先輩を許してあげる、とは。

 

皆さんごきげんよう!ちょっとだけお久しぶりですよね。

 

 

 

ちょっと前から、Facebookの「知り合いかも」に有名人が出てくるようになったんですけど、みなさんもそう?

 

仕様なのかもしれないけど、Facebook側のチョイスが絶妙。

 

 

広島県知事。

なだぎ武

ラグビーの福岡さん。

 

 

ギリでワンチャン友達だったかも…?と勘違いしそうになるギリギリのラインを攻めてきなさる。

 

 

 

やっぱ誰しもギリギリをいつも生きていたいじゃん?

Facebook先輩まじで恐れ入る。

 

でもある日、先輩はやりすぎました。

 

 

知り合いかも?「安倍晋三

 

 

はいダウト。

これは完全アウト。いくらなんでもバカにしすぎ。

 

やりすぎるヤツはキライよ。急に信用を失った先輩。

 

でもなんつーか、身につまされる部分もあるっつーか。

仕方なくやった、んだとしたら、それは仕方ないで許すしかないとも思いまして。

 

………………………

 

 

突然ですが、

 

こないだ、家の蛍光灯が切れました。

ので、蛍光灯を替えてみました。当然。

 

 

灯りは再び煌々と部屋を照らし始めたかに思えた。

 

 

……………

 

チカチカしてらっしゃる。

目に訴えてきなさる。

何らかの終わりを告げてらっしゃる。

 

 

 

僕の知ってる電球は、切れたら替える、替えたら付く、そういうルールだったはず。

 

だのになぜ。

きいてないのよ。ルール違反だろ。

こんなことにまごついてる余裕は、僕にはないのにッ!

 

 

 

 

そこで。

とりあえず親に聞いてみた。

 

「グロー球じゃない?」

 

 

なんだよそれ…そんな格闘技の等級みたいなヤツを、僕は知らない。

 

 

 

で、管理人に聞いてみた。

 

 

「グロー球替えてもダメならまた連絡してください。」

 

 

 

だから何なんだよ、そいつ。有名人?

 

 

 

どうやら、世論的にはグロー球ってのがキモらしい。

ツウはまずグロー球をチェックする模様。

 

 

 

え、もっかい訊くけど、昔からそういうルールだった?

グロー球さん、オリジナルメンバーだった?

「新演出版」から増えたシーンだったりしない?

 

 

 

 

 

 

で念のため、Google先生に聞いてみた。

 

インバーター方式の電灯には……ナンヤラカンヤラ」

 

 

 

うんうん、サオリもさ、大変だよね。でもさ、ガイジンの彼と付き合うと、そういうとこで揉めんだって、分かってたわけじゃん?

でもインバーターの気持ちも分からなくはないっつーか。

 

 

もう無理。

この世界はバカにはあまりに不親切すぎる。

電気をつけたかっただけなのに、

方式だけでそんなにルート分岐があるなんて学校で教わってない。

 

 

 

 

ふと、親の「そんなの当たり前」みたいな言い方が少し気になりまして。

 

 

 

世界が、僕の知らない間に変容していて、

僕はそれを知覚してなくて、

 

実は教科書とかにも

「2017年、俗に言う電球革命の勃発。グロー球を発明したラトビアインバーター博士はその年のノーベル賞を受賞」

とか書かれてたりして、

 

ヤマダ電機も仕方なく旧式の電灯を売ってるだけ、ってこと、ない…?

 

マズイ。歴史に取り残されてるのかも………

大河ドラマとかみて幕末の徳川に想いを馳せてる場合じゃなかった。のかもしれない。

 

 

 

 

 

でもまあとりあえず、もう一度天井のカバーを外してみた。

 

 

当然、「グロー球」という何らかの球があるんだと思っていました。

 

 

これね、はいはい。確かにチョコンと付いてんなーって思ってたわー。ごめん気付かなくて。

(♪西野カナ♪)これからもどうぞよろしくね。(♪西野カナ♪)こんな私だけど笑って許してね。(♪西野カナ♪)

 

いま替えてやっかんなー。

 

 

と、そこまでは当然の流れ。

その先の展開がオトコとしてスマートな誘い方を要求されるッ!と息巻いてすらいました。

 

 

 

……………

おい。まじか。どこだ、グロー球のやつ。

 

 

あれだね、電灯のカバーの中って、自分の家でありながら割と未開拓地、みたいなとこあんじゃん?

 

 

 

あれだね、結構スマート化されてんだね。

 

光って(点滅して)る方が約2名と、

数本のコードと、

いわくあり気なボックスのみ。

 

 

 

グロー球、不在でした。

容疑者といえば、あの謎のボックスくらい。

 

 

まって、突如の告白いい?

ごめんもう無理。腕と腰が。

 

さっきからずっと天井から外したカバー持った体勢でプルプルしてっから。

世が世なら元気玉とか集まっちゃう体勢だから。

 

 

 

と、いうわけで、僕にはもう、選択肢はなくなりました。

 

 

結論は、

「グロー球は、替えてみたけどダメでした。」

という乱暴な嘘。

 

 

 

いいのか?人として、許されるのか?

でも僕にはもう。インバーターの野郎のせいにするしか。

いざとなったら「生活に困って、仕方なく、やりました。」と言おう。

 

 

 

意を決して管理人さんに電話して、ちょっと泣きながら嘘をついたのが木曜日、

日曜日に部屋にきてもらうことになったんですが、

 

 

土曜日、

蛍光灯は再び、グローパニックなどなかったかのように、煌々と部屋を照らし始めたのでした。

 

以前より元気よく、以前より白く明るく。

 

 

 

 

 

 

 

なんで?え、なんで!!??

 

え、、、、あ、Google先生!!!!

 

 

「グロー球のない電灯もあります。(インバーター方式)」

 

 

もうね!もうね!!!!!!!!怒!!!!!

インバーターのご厚意が完全に裏目に出てた。

 

 

 

 

えと、ちょっとやりすぎなFacebook先輩のこと、許してあげようと思いました。

 

代わりに管理人さんに許してもらえるなら。

だってほら、人間って許し合うものじゃん?