天と天をつなげれば戦。

いい加減、カバを干支に入れて欲しい。

ヴァスコ・ダ・ガマinワールドカップ。

皆さまごきげんよう!お久しぶりでござるるる。

 

また知らない間にヌルッと6ヶ月経ってました。

 

6ヶ月て。日記と銘打ちながら、いいんですかね?

まあね、あれだよ、二度寝みたいなもの。ちょっと10秒だけ目を閉じてみよう、っつー、アレ。

誰かからのキス(概念的)により、6か月後に多摩で目覚めたスリーピング・ビューティーって、僕のことだったんだっけ……?あのお話ってそんな終わり方だった……?

 

 

 

さて。この6ヶ月の間に、某新型の何とかウイルス、僕のところにもやっと来てくれました。

 

 

テレワークという新しい生き方をよそ目に、毎日満員電車に揺られてんのに、僕の周りで罹患者が存外に少なかったので、

なんかもう、コロナはみんなの心の中に!みたいな、サンタさん的な存在にでもなっちゃったのかしら?と思ってました。

 

奇しくも時期はハロウィーン

トリックorトリート!つって、なかなかトリッキーなトリートをもらっちゃったわけですが、

 

 

なったらなったで、へぇ!もう多摩まで来てるんだね!つって、なんか最先端な生き方って気すらしてっから!みたいな、

ちょっとしたフィーバー(発熱)タイムみたいな高まりを感じたりしていました。

 

 

ひとしきり騒いで落ち着いたあと、訪れた静寂。

 

……1週間の…お暇だ。。ふわぁ………

 

何しよう。

 

食って寝て遊んで、一日があっという間に終わる。

 

何この生き方!!

 

好きな言葉は?って聞かれたら、

「惰眠をむさぼる」

だって、今なら胸を張って言える!

 

 

 

普通、1週間も休みがあったら、やりたいことなんて死ぬほどあるわけです。

 

 

 

買ったのに読んでない本を読み耽る、とか

ハリーポッター映画イッキ見祭りとか

リード削るとか

このブログの記事を書くとか。

 

 

………

何ひとつ、達成されなかった………

 

 

もう暇すぎて、「ヌルっと8年!略してヌルハチ!」っていう世界史ギャグとか思い付いちゃったりしてたかんね!

 

披露する場所、ねぇわ………生産性ゼロだ……

 

 

 

コロナ休みが明けてからこっち1ヶ月の間は、日々の生活で誰かに何かを発信するなんて、忘れていました。

 

……………………

 

最近はワールドカップなんぞをやってるらしいですね。

選手もサポーターもスタジアムを清掃して帰るのが文化として取り上げられていますが、

同じ日の同じ時間に渋谷の街を汚しまくってるのも同じ日本人だということが、まだバレてねぇようだぞ!おい世界!

 

 

さてワールドカップ、例によってワタシはハイライトすら見ていない無課金ユーザーなんですが、

 

正直サッカーにあまり興味を持てません。。

 

でもね、これはある事件がきっかけになった恐怖心が発端になっているので、誰も責められないはず!(だよね……?)

 

 

さあ、時よカムバック!

…………

当時、僕はまだ、野球派閥に属する穢れなき小学生でした。

 

野球選手というと無骨で粗野でストイックな坊主という印象を受けますが、

野球という競技自体はラフプレーの少ない、実に紳士的なスポーツでもあります。

 

自身のプレーが仲間を救い、また仲間を窮地に陥れる。他人様に迷惑をかけるなと教わってきた僕には、あまりにハードでストレスフルな現場でした。

でもこの日本社会においては、毎日の自己研鑽が身を結ぶところと全体主義的なところが実に教育的な習い事でした。

 

 

そんな、少年野球で「運動」の手解きを受けた少年は、ある日体育の授業で衝撃を受けることになります。

 

 

 

今日の体育はサッカー。

手を使っちゃいけないらしい。

で、こっちのゴールを守りながら、あっちのゴールにボールを入れたら勝ち。

ルールちょれぇ。振り逃げとかタッチアップとかねぇんだべ?サッカーとかいってまじチョレー。

 

いよいよ始まった試合。

当時はまだ、苦手なことも一生懸命頑張る子だったワタシには、割とすぐにボールが回ってきました。

 

あ、キムラくんが一目散に走ってくる。怖ぇ。

彼はサッカー少年。怖ぇ。でも手は使わない。だって使ったら反則。近い。怖ぇ。みんな僕を見ている。まじ怖ぇ。

手錠をかけられたまま逃げ惑う犯人のように、気をつけをしたまま走っていた僕の身体は、

キムラくんの広げた右腕に制止され、あっという間にボールは奪い去られ、僕のチームのゴールネットへと吸い込まれて行ったのでした。

 

 

えぇーー……………うそじゃん……

茫然自失でした。

相手の攻撃を凌いで、いまはこっちのターン、みたいな、ポケモンバトル的な戦いを想定していましたもので……

その、「無理やり奪う」みたいな山賊行為は、清く正しいスポーツとしては、、アリ、なんでしょうか……?野球的にはナシなんですが。。

てかそもそも手、使っちゃいけないルールじゃ……?????

 

 

キ「ボールは触ってないもん。身体を抑えたりはいいに決まってるじゃーん!」

 

なんだよそのルール……じゃあ「ハンド」とか漠然とした反則名やめろや。「ボール直タッチ」とかにしてくんねぇと。。

てか、え…………なんか、相手からボールを奪ったりして、奪われた方は嫌な気持ちになったりしません……?

 

 

キ「そういうスポーツだからーー。」

 

 

実際、今めちゃくちゃ不愉快なんですけどーー。

 

身体能力の他に、相手を蹴落としてでも勝たなきゃ、みたいな価値観がないとできないの……?

あ、サッカーむり。って思いました。

気弱で内気な陰キャ少年には、どだいレベルの高すぎる競り合いでした。

 

言われてみりゃゲーム中、「はやく上がれよ!遅ぇんだよ!」みたいな怒鳴られるのも無理だった。クラスメートなのに怖ぇし。嫌われた?ってなっから。

 

 

そんなサッカーの祭典ワールドカップですが、

こんな僕でも一個だけ気になることがあります。

 

 

「選手の名前問題」。

 

……皆さん、、カッコ良すぎるわけ。。

 

 

リヒトシュタイナーだの、レバンドフスキだの、シュバインシュタイガーだの。

なんだよそれ……どんな勝ち組だよ……

鈴木や佐藤が勝てる相手じゃねぇだろ……

 

と思ったら。

 

 

日本人「堂安」「三笘」(読めない)

 

おまえら……勝てるよ…きっと勝てる…!

 

 

僕だってね、ヴァスコ・ダ・ガマみたいな名前だったら人生違ったと思うんだよね。

 

 

 

3組のカッコイイ名前の子知ってる?

ああ、ガマくん?あの本読んでる子だよ。

へぇ……(なんだ想像を大きく下回るアジア顔……)

 

3組の転校生、ガマくんっていうらしいよ。

ガマくんwwwwカエルかよ(笑)

ガマくんとカエルくんじゃねぇからwwww「ふたりはともだち」じゃねえのよ(笑)

 

ガマくん、何部入ってるの?

あ、おれ、サッカー。

へぇ、ポジションは?

えっと、、今年は…(控え)

せ、先輩いると出られないよね……(カッコ悪)

 

〜期末試験結果発表〜

1.相原

2.浅田

………

87.伊藤

88.ガマ

89.杉山

 

 

……ダメだ…目立ちすぎる……

悪目立ちからのバッドエンドしか思いつかなかった……

 

 

 

ガマといえばね、

こないだ仕事で「ジャマにならない」って漢字でメモを残したかったことがありましてね。

 

牙まで書いて一瞬ウッッてなって、でまたサラサラ書き始めたんですよ、自分。

 

 

これでも文系の四年制大学を卒業してますし?漢字にはまあ、人並みに自信あったんですよ。

 

 

ああ、ジャマね。卑弥呼のヤマ台国と同じ字なんだよね〜

なんつー予備知識も思い出しつつ、余裕〜って感じで書きました。

 

 

「雅魔」

 

ショックというよりは、ちょっと感動した。

見てこの!ミヤビな装い!

 

雅(ミヤビ)な魔物ってことでいいんですかね?カッケー!従来の魔物にはいなかった新種!!

てか、そもそもなんて読むんだ?ガマ?

 

ヴァスコ・堕・雅魔!

ドラクエならボスキャラだろ絶対!(ドラクエよく知らんけど)

 

(実際は、ボールペンで間違えたのも恥ずかしすぎて、秒でグチャグチャって塗りつぶしました。)

 

 

つまり、ガマって名前のサッカー少年じゃなくて良かった〜。って話。

 

つって、そんな2022年ももうすぐ終わり。はぁ。

 

ヴァスコ・ダ・ガマポルトガル人の航海者でした。)

ヴァスコ・ダ・ガマっつーサッカークラブがあんのも知らなかった……)

自転車を漕ぎながら。

みなさん、ごきげんよう

 

今日ね、さっきね、自転車に乗ってさ、駅まで向かってたのさ。

自分が雨男だとは知ってたけどさ、こんな家出るタイミング見計らったみたいに雨降り出すとさ。

もう怒りというよりはね、

え、雨乞い?なんか令和の卑弥呼

つってね!神々しくすらあっから!全然ダメージ食らってねぇから!みたいなね。
(びしょ濡れ)

 

 

自転車を漕いで駅まで向かってる途中に、突然妄想が広がって誰かに話したくなっちゃうこと、よくありますよね!ないですか?そうですか。

※ミーは特殊な訓練を受けています。危ないのでよい子はマネしないでね!

 

♪〜〜♪〜〜♪〜〜
僕は昨日も自転車に乗っていました。

自転車を漕ぎながら天空の城ラピュタの「君をのせて」を口ずさんでいたのでした。

 

♪あの地平線〜輝くのは〜

みんな知ってるよねこの歌。小学校のときとか合唱で歌ったな〜。

 

♪さあ出かけよう〜ひときれのパン〜

♪ナイフ、×××、カバンに…つめこん…で…

 

あれ?

 

♪ナイフ、×××、カバンに……

え……

 

………………

オカシイ…そこだけキレイに抜け落ちてる。

……え、なんだっけ………?

 

 

苦痛な時間でした。あんな有名曲忘れるわけないのに。
とりあえずもう一回歌ってみよう。きっと一連の流れで思い出すはず。

 

 

♪………♪………♪
♪ナイフ、パンツ、カバンに詰め込んで〜

 

これだ。絶対これ。パーフェクト語感。

この座りの良さ。しっくり来る感じ。降りてきたなって感じした。

 

 

……………うんたしかに。パンツは絶対必要。

旅支度としては完璧。

ムスカの脅しに多少チビっちゃっても無問題。

急な「バルス」にも対応可能な安心設計。

替えのパンツという心の拠り所ここにあり!と。

 

 

でもなにこの。
アニソンの体を借りた、違和感の塊みたいな旅支度ソング。(ホ短調

そんな着替えの心配するような下世話な映画でした……?
替えのパンツなんつーパワーワードが劇中登場しましたか……?と。

 

ハヤオ、下着の心配より、シータの安否の方に尺を使ってらしたような…

 

…………………………

うーんとりあえず。もう一回歌ってみよう。

 

 

♪………♪………♪………
♪ナイフ、グラス、カバンに詰め込んで〜

 

ああ、これかもしれない。たぶんそう。

個人的には「?」だけど、ギリありそうなライン。チョイスが絶妙に西洋風。

でもさ、一個いい?

天空の城に地上からわざわざグラス持ってくとか、なに気分なの?貴族?

「40秒で支度しな!」に対して「あ、グラスグラス〜♪」ってなったパズー、まじ何者?貴族?

 

てか、、パンツのがよっぽど重要じゃね?

 

 

グラス却下。
となると…あと必要なのは…♪ナイフ、、財布?天空って円使えんのかな?


ここにきてまさかのラップ調。
い…韻とか踏んでらっしゃいました…?

ナイフ!財布!ときたら〜?ヘイ!ドゥン!ドゥン!

きっと来週!俺のワイフ!キメる買収!増えるキャッシュ!!(財テク・ホームラブコメディ)

……これきっと、「君に感謝」とかするまで終わらないやつ。(まじでねぇわ。)

 

……………………

ここまで来ても、本当に何も思い出せませんでした。手がかり、まるでなし。

あとはスバル(車)とか、ツバメ(鳥)とか、カバンに詰めるには物理的に不可能、あるいは倫理的に憚られるものしか思い浮かびませんでした。

 

でも今はチャリにライドオン!してるわけで。
(…早く調べたい……)

 

3文字で、旅の必需品で、あの時代、ひときれのパンとナイフに並んで必要なサバイバルグッズとは何だったのか。

 

 

サバイバル。
その第一段階をクリアするのに必要なものといえば、まず火と水と食料だそうです。

 

火……暖を取る的な?火打ち石……とか…?
ラピュタの雷(いかずち)で発火できるっしょ?叡智の結晶らしいし。はい却下。

 

ていうかね、全部ドーラのおばさんの船にあると思うんだわ。
パズーおめぇ、そういや現場主義の塊みたいな漢(オトコ)だったもんなぁ?

 

だからやっぱりパズーが個人的に必要なものだと思うんだよなぁ……パンツとか。ほらエアリズムとかね。

いくらパズーが現場主義でも、ほら、ユニクロとか映画に出てこなかったし。

 

職業柄、持ってて!と思っちゃうのは身分証明書。旅に出るなら保険証とか?

 

僕だったらケータイの他に、充電器とバッテリーと、コンタクトの洗浄液とメガネと目薬はまじで必須。あと化粧水?

 

 

あとなんだろう……頭痛薬、胃薬……

あ、これだ常備薬!

 

♪………♪………♪………
♪ナイフ、クスリ、カバンに詰め込んで〜♪

 

…………ッッ!……ねぇわ。
パズー運び屋ほぼ確じゃん。
そうなると、ひょっとして「母さんがくれた、あの眼差し(ホ短調)」とか…結構…意味深……虚ろな目……囲われ者……

 

あれ?劇場版「天空のユートピア『吸い放題』」でしたっけ?題名。

もう、亡命先としてユートピア(吸い放題)を探し求める映画になっちゃう。

まあたしかにドーラの一族はどちらかと言うと反社会勢力だし、ラピュタの文明開化のための「必要悪」のメタファーとして薬物を登場…(ごめんなさい。)

 

 

ああ、気になる……早く調べたい……
(信号待ちのときが一番もどかしいのよね…ケータイ出すか迷うあの瞬間が。)

 

 

で、いよいよ駅につきまして。ようやく調べられました。

検索:君をのせて 歌詞
検索結果「ナイフ ランプ かばんにつめこんで」

 

 

 

…あぁ……ランプかぁ……(語感的に)

……ランプ……かぁ…!?(意味的に)

 

世が世なら、「おめぇ、なんでこんな嵩張るモン持ってきたんだよクソが。」つってシータに怒られっけども。ほんと大丈夫?

シ「ねぇそのカバン、なに入ってんの?」

パ「パンと、ナイフ。これで何日かは飢えずに済むべ?あと……なんか、ランプ…?」

シ「………………………」

パ「………………………」

シ「…………いらなくね?」

 

……気持ち、わかるよ。これはパズーが100悪い。

あのロード・オブ・ザ・リングですら、松明とかで急場を凌いでたから。

指輪、オッケー。マント、オッケー。ランプ、置いてけやゴルァ!つってガンダルフあたりに怒られんの目に見えてた。

 

てか、もっと他にあったべや!除菌用アルコールとか替えのパンツとか!

 

 

……要するに、思い出せなかったってだけの話。

(天空の城に八つ当たり。)

まるで魔境、あるいは亜空間。

 

みなさんごきげんよう

 

さあ!今年もこの季節が来た。……憂鬱だ。

ここ数年、クリスマス、バレンタイン、ハロウィンに次ぐイベントとなってると言っても過言ではない、アレ。

 

「衣替え」

何しろ、あの儀式が、あの儀式を越えなければならないのだから………

 

半年前に泣きながら衣装ボックスに封印したあのズボンが、果たして今年は履けるのか。

 

 

毎回毎回この儀式が行われる度に思うんだけどさ、服って縮んでくよねぇ?

おめぇ、省エネとか円安とかに乗っかって、縮んでねぇ?

 

つって、これは服側の意見。洗えば縮むし、なんなら世相を反映だってしたい。うんうん。偉いなおまえ。見上げた根性してらっしゃる。

 

で、ここからは僕の身体側の意見。

………うんうん。腹、まだギリでいける。

腹はイケっけど、なんか、ヒザ、とか、ふくらはぎ、とか、、、屈むたびに…鬱血…血流とかに…影響…?

 

ズボンを履くってイベントはね、やっぱり令和を生きる文明人としてはマストだと思うんだけどね、

こう、何ていうのかな、枷(カセ)感?軽く加圧トレーニングかしら?っていう境地に達してくると、

服を着て外に出かけること自体が面倒くさくなってきちゃうのよね。ね?あるあるだよね〜!

 

でもまあ、今年はなんとか………ん……??

……………………

 

な、、なんか、、、

…………股やぶけてませんーーー!?

ゲートウェイ(アーチ)の天井部分に細長い天井窓ができてる……

生地が強いと噂の……デニム生地に………おま…どうやって………?

 

これ、うっかり地べたにあぐらなんか掻いちゃったら、パンチラしちゃうじゃないのーー!(……ラッキーすけべ!)

 

 

あびねぇ……

(ひょっとしたら、デブが予想外の所に影響し始めてる……のかもしれない……)

 

わかってる。これでもわかってるつもり。

僕だってなにか運動をしなければならないことは。

 

走る?ねえわ。疲れんじゃん。

筋トレ?無理。すぐ疲れちゃうし。

てかまって、そもそも運動好きじゃなかったわ。

 

友「FEEL CYCLE通ってみねえ?」

 

 

 

さて、今日のお話は、FEEL CYCLE(フィール・サイクル)という陰キャの法則が通じない亜空間に通ってみた2ヶ月間、必死に自分というものと向き合った、三十路のおじさんのお話です。

 

……………………

陽キャ陰キャっていうじゃん。僕なんか絶対陰じゃん。

「誰にも迷惑かけてないんだから、放っといて。」

これが、陰側の人が張る結界の正体(たぶん)。

 

陰側の人達は、その共通認識のもと、それなりに周りを意識しつつ、優しさでお互い気付かないふりをして生きていたりします。

相互交流ゼロの鎖国状態。アクセスしていいのは出島だけ。

そして心の出島は、人によっては長崎にあるとは限らなかったりするのです…!

 

 

よし。これで主人公の設定完了。自分で書いてて「こいつクソだりぃ」って思っちゃった。笑

気を取り直してさあ、ピーチ姫を助けに、レッツRPGなのじゃ!

 

 

さて僕には、出島の通行を許された大好きな友達が何人かいます。

年末にそのうちの一人と会ったのがこのお話のはじまりです。

 

うちらも年取ったよねぇとか、学生時代みたいにまた一緒に何かしたいねぇとか、

30代らしく、それはそれは当たり障りのない昔話に夢中になってた矢先でした。

 

友「あのさ、FEEL CYCLE一緒に通ってみねぇ?」

 

一瞬、んッッて思ったよ?そりゃ。だって運動だよ?ジムとかそういう系っしょ?陽キャの皆さんが勤しんでらっしゃるという。

 

さてここで、FEEL CYCLEとは何かっつーと。

 

FEEL CYCLE(フィール・サイクル)

暗闇で大勢で、爆音で洋楽をかけながら、音楽に合わせてフィットネスバイクを漕いでいろんな運動しましょうっつー、ニュータイプのエクササイズ。

 

 

 

まじか………かなり不安。オブ不安。完全に苦手な予感。

 

爆音の音楽に合わせて身体を揺らすとか、陽キャにしか許されてねえんじゃねえの?EDMがどうとかって?

 

僕がいつからそんなド派手な派閥に属してたのかっつー話なんですよ。

 

と、いうわけで、陰キャなのに一人で陽キャの大海原(暫定)へ漕ぎ出した友達に、とりあえず様子を聞いてみることにしました。

 

 

友「ギャルのお姉さん見てるだけで幸せになれるよ。」
 ギャルのお姉さん見て幸せな気持ちになったことないんだけど…(ちょっと心配。行きたい度★☆☆)

 

友「まっくらだから、恥ずかしくない。陰キャ向き!」
 それそれそーゆーの!!(ちょっと興味。行きたい度★★☆)

 

友「トレーナー(♂)の追っかけ(♀)がいると結構コワイ。」
 まじか…くそ怖ぇ…((思考停止))

 

友「………整体いかなくて良くなるよ」

友「キャンペーン期間中だし」

友「毎週うちら会えるのとかサイコーじゃん?」

 

くそぉ……畳み掛けて来やがって……ちょっと行きたくなってきたじゃねぇか……!!

 

と、いうわけで2ヶ月、とりあえず体験してみることにしました。本当、とりあえず、だよ!?

 

……………………

さて初日。その日は朝からずっと緊張していました。

仕事終わりに少し早めに会場に着いて、友達と説明を聞きます。

 

ルールは簡単。

バイクにまたがり、音楽に合わせて右、左、右、左とペダルを漕ぐ。またそれに合わせて腕立てやらダンベルやら全身運動を行います。

 

狭ぇ。スタジオ内はミラーボールあり、いろんな色のライトあり。狭ぇ。ここが真っ暗になんのか。てか狭ぇ。

そこに半袖半ズボン、ときに身体のラインまるわかりのレギンス姿のお姉さんなぞが群がり、皆で一方向を向いてバイクを漕ぐ。

 

ふおおおおおお。。

陽キャにまぎれる未来にちょっとだけ昂揚している自分。なに!未来変わっちゃわない?

時かけのお姉さんも「時間って不可逆なのね」って言ってたよ?大丈夫?逆に後悔しない?

……憧れの…陽キャに…この僕が陽キャに、本当になっちゃうかもよ…!?

 

…………(スタジオ前の待機スペース)…………

客同士、客だけじゃない、先生(ギャル)も一緒に…めちゃ和気あいあい喋ってる……なにこの陽キャの巣窟……

 

忘れてました。この居場所のなさ……あと呼吸するの。

そう、僕は陰キャ。与えられた属性は人見知り。得意技は「あいづち」「気のない返事」「愛想笑い」。

 

もう、何でも良いから、早く始まってくれ……!

 

 

いざ始まってみると、もう本当、異空間というか、亜空間でした。ここ本当に21世紀の東京かな?って。

あゆとかが口酸っぱく言ってた「アリーナ〜ッ!」って、二階席まで全員こんな感じなんじゃねえの?

かかってる音楽とかめちゃドゥンドゥン系だし、先生がちょいちょいウルトラマンみたいな「ヘヤッッ!」て掛け声かけてくるの超気になるんですけど、

でもね、体を動かして、汗をかいてみると、

 

'・*:.。. .。.:*・゜゚・*…なんか…結構. .。.:*・゜゚楽しい…かも……*・゜゚・*:.。..。.:*・

(ものすっっっっっごく疲れたけど!!)

 

 

なんか分かんない、けど、

先生(ギャル)……楽しそうだなぁ……楽しそうな女の子、、、観てるだけで……幸せな気分だぁ……

 

僕「ダンベルで手を振る運動のとこ?こう、笑顔でワントゥワントゥって、なんか、カワイイ……よね……」

友「ね?言ったでしょ?それ、完璧陰キャの楽しみ方。」

は!そういや!言ってた!!!!!

 

僕、学生時代に運動を毛嫌いして十ン年経つけど、今度こそ仲良くなれるかも!!!

 

何この予感ー!本当に人生変わっちゃうかもーー!!

その日のうちに2回目の予約をして解散したのでした。

なんつー充実のアフターファイブ!友達とワークアウトっつー、ステキな響き!ステキ30代…!

 

 

2回目。

予約が取れず初回とは別の会場で。

客層がイイ!オトナなオジさまオバさまが多いだけでこの安心感。空気感がとってもおしとやか。

なんつーの?陽キャというよりは、ただのガチ勢オジさまズ。この後2コマ連続とか言うてはる。

アレを、2時間……?バケモノかよ。

 

スタジオは広いし、更衣室も広いし、客層は落ち着いてるし、なんか本格的にハマる予感しかしなかった。あの頃の自分。

 

と、いうわけで、45分なんとか乗り切って最後の曲。

 

や、ね、実際、三曲目くらいから、予感はしてました。

ふくらはぎ「やべ」

 

四曲目くらい、予感は確信に変わっていました。
ふ「ねぇ、攣るよ?殺す気?」

 

五曲目くらいに、ツルのは水分不足が原因だと思い出しました。
ふ「ちょ、ほんと、ちょ、もう」

 

六曲目には、全部飲み切って、確信は絶望に変わっていました。
ふ「おいだからさ、つ、つ、」

 

最後の曲、座って全速力で漕げ、との指令。
ふ「ごめん…もう…つ……つ…」
先生「ヘイ!ライド(煽)!ライド(煽)!もっと!もっとーー!(鼻歌)フンフーン♪」

ふくらはぎ「攣ったーーーー!」

 

陰キャらしく端っこの席を希望した僕たちは、右サイドの端に陣取っていましたが、

運の悪いことに、そのスタジオの右サイドは1列しかなく、

トレーナー(ギャル)からは、最前列の「やる気のある」生徒さんたちと見なされたようでした。


煽り耐性ゼロ・陰キャの僕は、右ふくらはぎをツらせながら、演技力だけで乗り切りました。全速力で漕いでますっつー演技。

実際、攣ったのがバレて119番入って注目浴びるのも避けたかった。

 

本当、何らかのアカデミーにノミネートされてもおかしくない絶妙な演技だったと思う。(ドヤ)

 

(でも完全トラウマ…………)

(誤解を恐れず言うなら、もう、ちょっと辞めたい。)

言いました。友達に。

うん、ずっとは無理だろうなと思ってた、ってケラケラ笑いながら言ってました。このやろう!

でも、辞める前にもう一回だけ、経験で?ちょっとキツめのやつ行ってみようってなりまして。

ヤケクソでした。「ええい、ままよ!」そんな気分で3回目を予約したのです。

 

 

3回目。
キツめのやつ。レゲエ回。レゲエですよレゲエ。レゲエといえば7人祭しか知らないんですけど。急にあなた海まで走り出すから、ってやつ。

 

しかも、その日に限って、友達は遅れて来ました。ギリギリまであの陽キャ空間にひとり。

ああ、人間て孤独な生き物だと思いました。途方に暮れるって、こういうこと?って1人で悟り始めてた。

 

一曲目から立ち漕ぎ。あ、ヒザ終わるわ。帰りたい。とりあえず曲はやく終われ。
二曲目も立ち漕ぎ。むり。曲はやく終われ。
三曲目立ち漕ぎ。ねえレゲエって一曲こんな長ぇの?コスタ★リカ!フー!的なテンションごめんちょっともうキツイ。曲はやく終われ。
(途中意識あいまい)
先生「さぁ〜早くもあと2曲。気合い入れてヒュイゴー!!!」

は…やく……お…われ……

 

辞めると決めてからの、このモチベーションの低さね。

なぜかレゲエに対して怒り感じてたかんね。なんで一曲こんな長ぇの?つって。

 

 

 

電池が切れる音がしました。

もはや合う合わないの問題じゃない。ちょっともう、不快(小声)、でした。

もう、絶対辞めてやる、と思いました。

 

そしてこれは後日談ですが、整体の先生にも、無理な運動は控えてくださいね(ヒザ)、どだい無理だったんですよ、と笑われました。

 

思い出した。そういや僕、運動好きじゃなかったんだわ。運動の、こういう所が好きじゃないんだった。

 

 

 

 

そして今度の異動で隣の席に来た50代の同僚おばさん。

おば「ねえ、運動した方がいいよ!FEEL CYCLEどう?オススメだよ?」

 

ノーーーーーー!!!!

もう2度と行かないって決めてるんで!!!!

 

2022の僕も頑張った。2023に向けてしばらく運動はお休みします。

女子の好きなもの?

 

みなさんごきげんよう

やっべー2022とかいってもう3ヶ月も過ぎてたー!

 

え、えっと、だいぶ遅いけど、あけましておめでとうございます……

 

お知り合いの皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

数ヶ月に一回、どうしても何かを書きたくなっちゃうんですよね…今日も今日とて、お暇な方はしばしの間どうぞお付き合いくださいまし。

 

…………………

 

さあ今日は!とんでもないところにケチをつけるつもりで筆を取っておりますよッ!!

果たして何人からドロップキックをおみまいされることになるのでしょうか!!!乞うご期待!

 

 

さて今日のお話は、ある日した男友達とのくだらない会話に端を発しています。

 

男子の会話。これほど無駄でくだらなくて愛すべき時間はありません。そしてその日の議題は「強そうな料理」でした。

 

強そうな料理………

 

友1「強そうな料理って、あるよね。」

は?強そうな料理?

友1「ほら、ビーフ・ストロガノフとか強そうな名前じゃん?完全ボスじゃん?まあガノンドロフに引きずられてんだけど。笑」

そゆことね!たしかに!

(よかったぁ…ガノンドロフはギリ知ってる……)

(てか、この話の方向性…やば……)

友2「うける!じゃあジャンバラヤはどう?」

友1「ジャンバラヤはもっと弱ぇよ。ボスキャラの隣についてる厨子王丸みたいなポジションかなッ!」

友2「ハハ確かにーー!」

出た出た…もう無理。ずしおうまるは無理。誰…?平安時代の方?バケモノ関係?

僕「……………ハ、HAHA」

友2「てか、ドラクエは中二っぽい名前の敵キャラ多いよね」

 

 

ショックでした。

要するに、男子ズの会話に、ほとんど付いていけなかったわけです。

なす術はなく、全くほぞを噛む思いでした。

 

ドラクエの話題始まっちゃったらもう無理じゃん。火蓋が切って落とされちゃってんじゃん。法螺貝鳴っちゃってんじゃん!

ねえ!ここに遭難者がいるよ!気づいて!252!252!誰か救出…(白目)

 

 

どうやら世間的には、こうしたサブカルチャーから人生の訓戒を学ぶ殿方が存外に多い模様……

だから貴様もマンガを読みなされと。

 

(((同調圧力………)))

 

えっと、ディスるつもりはないんだけどね、そもそも何?って思っちゃうんですよ。

僕だって、ゴルゴ13の仕事の流儀には男の美学を確かに感じますよ。

や、でもねと。

そこまでしないとお金儲けできないんですか?と。胸を張って「才能を活かしたステキなお仕事」と言えますか??と。


それに悟空やベジータの頂上決戦だって、子どもながらに手に汗を握り見てましたけど、

いま改めて考えると、「示談じゃダメなんですかねぇ……」と平和的解決を夢に見て、泥沼裁判を心配しちゃう。

どちらが、どちらを、訴えるのか。と。

 

 

あダメだ、あ分かった。

どうやら僕の価値観として、少年マンガのそれが全く適用されない模様。

 

 

いいもん!べつに!人生損してないもん!

僕は僕の好きなドラマや映画や舞台を見て、CUNとして DOKIDOKIしてWOW!してますからッ!!(放っといてくれ)

 

 

ではここからは!!

【最近見たステキなドラマ】シリーズ!フーー!

というわけで(唐突)この間、BBCの名作ドラマ「高慢と偏見」を見たんですよ。

 

 

はーーー、何この満足感。100%満たされた気分。完全予定調和サイコー。

穏やかでさ、平和でさ、品があって、分別があって、ちょっと不器用だけど等身大で愛すべき人たちって感じ。

なんつーか、ああ、もう、イギリス大好き……!

 

もう、気付いたら2周目も見終わって3周目突入してたし、

気付いたら紀伊國屋のブックカバーがかかった新訳の原作本が家にあったし、

気付いたら通勤中は他の人の感想とか検索しまくってた。

 

 

おや?おやおや??

皆さんの感想の様子がおかしいことに気付くまで、そう長くはかかりませんでした。

「女子の憧れが全部詰まってる」

「私のバイブルが決定した」

 

そう、そこに並んでいたのは、男の僕には到底承服しかねる感想ばかりだったのです………!

 

 

え、まず1個いいですか?

女子が憧れる要素、ありましたっけ……?

(めちゃ要約すると、中流家庭の女子が上流紳士とケンカしてるうちに恋に落ちる話)

(まあたしかに、少年マンガか少女マンガかっつったら、少女マンガでしょうね。って感じ。女子が主人公ですし。)

好きと憧れは違ぇだろ。女子の憧れってなんだよ!!!!どこだよ!!!

 

 

あとさ、、えっと、男で、この話に心酔してるヤツっていねえの……?
僕が、、僕の方がオカシイの……?

 

 

だんだんと疑心暗鬼になってきました。

昨今のこの世界は「多様化」と言う言葉に乗じた「騙し合い」の様相を呈してきております。

 

 

女子の憧れ。

そのラインナップはたしかに、男子のそれとは画然とした違いがあるはずなのでした。

 

平成前期〜中期に子供〜青春時代を過ごした僕の界隈の「女子のバイブル」といえば、

・アニメ→セーラームーンプリキュア

・漫画→花より男子君に届け

・アイドル→SPEED、モーニング娘。

・書籍→赤毛のアンセカチュー

・映画→ムーラン・ルージュプラダを着た悪魔セックス・アンド・ザ・シティ

平成のヤマトナデシコたちは、こぞってこの系統を好んでおいでのご様子でした。(with大いなる偏見)

 

 

さあ、僕は何個あっかなぁ〜〜!?

1、2、3………(結構あった)

 

てかさ、待てよ……女子の好きなものが好き……
それは悪いことじゃないはず。恥ずかしいことでもない。
てかね、これって、つまり僕、女子の気持ち、結構分かっちゃってるんじゃねぇ?モテ要素、結構備えちゃってねぇ!?

 

 

 

ハーイ皆さんちゅうもーーく。
さてここからが本題。(ようやく)

今日はこの僕が、女子の皆さんの「憧れ」について鋭くメスを入れてみようと思いまーす。

 

 

本日の議題「セーラームーン

 

さあドロップキック覚悟で血祭りにあげていくよぉ〜!!↑↑アゲアゲ↑↑

こないだおうちに帰ったらアマゾンプライムでオススメにセーラームーンが出てきまして。

正直驚きました。え、、?と。僕のどの再生履歴がセーラームーンの呼び水になったというのか。

 

 

耐えられず見たよね。思わず。

昔誰かが言ってた「女の子はみんな、セーラームーンごっこしてたから。」を信じて。

 

シーズン1の43話から。

 

大オチだけ知られればいいかな、みたいな軽い気持ちで。最後の2話だけ。ね。

 

 

 

内容はというと、五分おきに、ジュピター→マーキュリー→ビーナス→マーズの順に、北極圏で敵に殺されていくんですけど。(?)

そんでまあ最後に大逆転する(んでしょう)けど。

 

話のつくりは少年マンガと同じだね。うんうん。勧善懲悪、ピンチからの大逆転。

ふむふむ。結局女子もそれが好きなのね。

 

 

で、セーラームーン、おめぇ必殺技は?

 

 

思えば小学生の頃、男友達との会話で出てくる必殺技といえば、

「アターーーック!!!」

「ビーーーーーム!!!」

「ファイヤーーーーー!!!」

あたりが語尾にくると相場が決まっていました。(少年側の見解)

 

 

セーラームーン「ムーン・ヒーリング・エスカレーーーーションッ!!」

 

 

ショックでした。(2回目)

セーラームーンといえば、いわば「ウルトラマン」的な切り札で無双しまくるものだと思っておりましたので。

セーラームーンは、えと、回復系のパーティだった。

セーラームーンて、女子向けバトル漫画じゃなかったの?主役、戦闘系じゃなくて大丈夫?

アンパンマン先輩のアンパンチのがよっぽど強ぇ。

 

 

 

そしてセーラームーンには「ちびうさ」というキャラも出てくるんですが、

なんとコイツの必殺技が「ピンク・シュガー・ハート・アタック」。

 

それそれ!そういうの!アターーーック!のがバトル漫画ぽいっしょ!

 

 

 

 

heart attack:心臓発作

 

 

デスノートかよ。こわすぎ。超物騒。

しかも、おそらくピンクシュガーを血管に詰まらせてくる模様。

 

女まじ怖ぇ。倒すだけじゃなくて苦しませる工程を挟むわけね。

♪♪思考回路はヴォルデモート♪♪にオープニングの歌詞を変えた方がいい。

 

おままごとをやってた、あのイタイケな女子たちが、少女向けとは言えこんな治安無視のバトル漫画に憧れてた……?本当に?全員?

 

女子の嗜好というものがますます分からなくなってきました。

 

 

では僕の推しのマーキュリーちゃん。

彼女の必殺技「シャボン・スプレー」。

 

 

 

……ねえ、まじでやる気あんの?

シャボン液のスプレーで世直しできると思ってんの?

ちびうさ見習って殺意に満ち満ちた邪悪なネーミングにしとけっつーの。

くらえ!デスリー・シャボン・溶解液「すすいだ瞬間キュキュッと落ちてる!」ふふっ♡一網打尽よッ!みたいな。ニュアンスの。

 

いや、待てよ、いったん待て自分。

名前が柔らかなだけで、めちゃくちゃ残忍な技かもしれない。

なんせアミちゃんはIQ300あるらしいかんね。

しかも選んだ属性は水。

柔よく剛を制する可能性は高い。

シャボン液に見せかけた強塩酸をシュッシュしてくる可能性は大いにある。

 

女はまじで怖ぇかんな。用心するに越したことはない。

 

↓以下、ネットより引用↓

「必殺技とは言っても、シャボン・スプレー自体には殺傷能力が皆無である。水のエネルギーを泡に変え、周囲に拡散させる事で敵の視界をくらませる、煙幕のような使い方が多い技となっている。」

 

……ねぇ、まじでやる気あんの?

まじ地球の平和なんだと思ってんの?

ポケモンでいうところの「すなかけ」?で敵に立ち向かってんの?勇気ありすぎん?

 

男子の皆さんのために、少年マンガ風に置換しますと、

セーラームーン→ラッキー(ポケモン

ちびうさ→死神リュークデスノート

・マーキュリー→ポッポ(ポケモン

こういうことです。これが少女マンガ。

 

 

僕、女子の好きなもの分かっちゃう系男子だから分かっけど、

女子の好みって、男子とほぼ同じってことでいいよね?本質的には、ね?

あの夏のマネキン+α(付加価値)

 

 

み、皆さんご、ごきげんよう。。

遅メリークリスマス!そして年の瀬です。メリー年の瀬。

 

 

さ、寒い…ですよね……毎日毎日……

夏が終わって嬉しかったはずなのに、毎朝ノド付近に感じる風邪の予感に、ちょっとだけアイツのことを懐かしく思い出したりしています。

 

夏の思い出。

 

最近で僕の記憶に刻まれてるのはそう、新宿小田急ハルクの、あのマネキン。

夏用のゴルフウェアをまとった、ビームスゴルフの売場のアイツのこと。

 

 

 

その日は、暑い暑い夏の日でした。それに僕はちょっとだけ焦っていました。

プレゼントを、と思って百貨店を2、3軒ハシゴして、候補が一つも見つからなかった。そして脚も、とても疲れていました。

 

 

この店で終わりにしよう………なければ、もういい。

こういうときはお買い物モードに入っていないので、何を見てもピンと来ないものです。

 

 

と、小田急ハルクで2階に向かうエスカレーターに乗った時、ちらりと見えた抜群にセンスの良い、ビームスゴルフのポロシャツ。

 

 

(う、、わ、、、カワイイ。。もう抜群にカワイイ。)

(柄もシルエットも完璧。さり気なさが絶妙。)

(襟とか立てるのは僕的にはアウトだけど、まあそこは立てずに着ればオッケー。)

(でもきっと高いんだろうな…小田急ビームスだし。(自分が欲しい)……)

(てか………え、、えと、、なんだこの違和感。)

 

(なんか、え、、、胸元が……)

 

 

 

ハイここまで5秒。

なんせエスカレーター乗ってたかんね。

 

 

 

(え、、乳首、、立ってた……よねぇ……?)

 

 

 

待てと。そんなわけあるかです。

 

こともあろうか、マネキンの、乳首が、立ってる、

という事象の可能性について、ですよ。

 

え?え?えええ?でもさ、冷静に考えて、考えられる可能性は3つくらいしかないと思うのよ。

 

 

・その1「マネキンも遂にここまで来た。」説

マネキン界に吹きすさぶリアリズムの風。確かに、最近ツケマしてるマネキンとか多いしって思ってた。

顔については予算の都合で大胆に簡略化。しかしながら指の関節や首のシワは言うに及ばず、爪のアカから乳首に至るまで細部にわたって完璧に再現。

完成品はマネキンという名の芸術品。

最近は箱根彫刻の森美術館やお台場のマダムタッソーなどにも納品。こんど日光東照宮とコラボして仏像も始めるらしい。

 

・その2「ファッションも遂にここまで来た。」説

ファッション業界に漂う茫漠とした行き詰まり感。目新しさという体裁でいよいよ、肉体側にアプローチ!

もう最近じゃ、乳首を立たせて歩くのがイブサンローラン流。来年あたり生シャツ&透け乳首がシャネルのコレクションにも登場するらしい。

恥ずかしいことなんて一個もない。みんな、乳首立たせて街に繰り出そうよ。(byイブサンローラン)

 

・その3「もう本当に偶然なんだけどさ」説

この数年でマネキン業界やアパレル業界にそんなムーブメントが巻き起こってるわけない。

だって王様のブランチとかが黙って見てるわけないもの。僕にまでその新風がまだ届いてきてない。これが事実。

あの日はさ、もう本当に偶然としか言いようがないんだけど、鼻くそが付いてたんだわ。両乳首の座標に。運良く、というか運悪く。

じゃなきゃ、てんとう虫か何か。ひょっとしたら軽く樹液とか出てたのかもしれない。乳首から。夏でしたし。

 

 

評価:★★☆☆☆

講評:全体的にツメが甘い。想像力が欠如している。

 

 

ふふ。そんなわけあるかっつーの。ハッ!ないない。落ち着け自分。

マネキンの乳首が立ってたかなんて、あの遠目で、たった5秒で、確認できるはずもない。

 

帰りに確認してみよう。うん間近で見ないことには何とも断定できますまい。

 

 

 

そうしてついでに買いたかった日用品をサクッと買って、いよいよ一階に舞い戻ったわけです。

 

ふう。気を付けて。ターゲットは直径1センチもない点。しかもふたつ。かといってあまり凝視して立ち止まると、店員に声かけられる。なんつーミッション・インポッシブル!超高まってきたんですけど!!!

 

(通り過ぎて流し目。振り返ってチラー見。)

…………………

やばい。揺るぎねえ。完全クロだわこれ。

 

 

 

こういうとき、あー現代っ子だなって思うんだけど、とりあえずGoogle先生に聞いてみるじゃん。なぜ乳首マネキンが出荷されるに至ったのか。

 

 

検索:マネキン 乳首

 

……………………

エロいのしかヒットしませんでした。

僕以外に「マネキン 乳首」で検索する人は、エロ目的の殿方ばかりなんだなって知った。帰りの電車の中で、軽い気持ちで検索してしまった自分を呪いました。ふーん皆さんマネキンをそういう使い方(自重

検索結果のページって、「マネキン」と「乳首」が太字で強調されるんですね。当たり前だけど。くそ恥ずい。

 

 

でもね!!!!!

その中にちょっと気になる記述を見つけたんです!!!

 

 

 

「2013/7/16 宗教的な理由でマネキンの乳首を削り取ってるっていう国の有り様だって、、(以下略」

 

 

 

……な、なるほど………!おっけーそっちかーーー。

 

 

てかね、こんなに悲しい踏み絵が、まだこの世界に、この令和の日本に残ってるなんて……!

宗教的理由でマネキンの乳首を削り取る……?

 

 

 

てか待って、てことは、マネキン乳首って、ひょっとして標準装備……?

日本人、ひょっとしてなんらかの理由で乳首を削り取ってる………可能性…ある………?

 

 

 

(以下、案4(妄想))

 

リアリズムの風に乗り乳首付マネキン(単価高め)を納品したい全日本マネキン連盟(仮称)と、

みだりに性教育論争を刺激しない形で洋服を展示して欲しい教育委員会の果てなき攻防。

 

戦いは突然、意外な形で決着しました。

東アジア漫遊中のローマ教皇から指導を受けた自民党が突然、マネキン乳首の撲滅を公約に掲げたのです……!

 

仕方なく乳首を削り取ることで決着したマネキン乳首論争。長い物には巻かれるのが吉だって、おみくじにも書いてあったし。

 

 

 

敗れたマネキン連盟の皆さん、山と積まれたマネキンの乳首部分にヤスリをかけることを余儀なくされまして。

 

 

(オジサンがマネキンにヤスリをかける姿)

理事A「これ、人間だったら超痛そうですよね。」

理事B「やられてみたら案外XXなのかも。」

(自主規制)

 

 

 

オヤジとかいう人種は本当にどいつもこいつも下品なヤツばかり。

さ、今回は、マネキン連盟の皆さんの性癖が、ますます歪んでいく様をご覧いただきました。(妄想)

 

 

これはこれで結構罪深いよね。って話。

そんな思い出と共に、ウェルカム冬〜!!

 

 

だって、口がさみしいから。

 

みなさんごきげんよう

おひさしぶりンヌ!!(?)

 

 

祝日だし久々にブログでも書いてみっか〜と思って開いてみたら、えと、ヌルッと3ヶ月経ってました。

しかも前回の枕が「夏本番が近づいてきたんだな〜」って、3ヶ月も経つと夏とかいってヌルっと終わっちゃうんですね。まじちょれー。夏とかまじちょれー。

 

そういやオリンピックとか本当ヌルっと終わってた。

オリンピックといえば君が代ってさ、察するところ、

「YOUの時代は何代にも渡って永遠に続くよッ★」って歌なわけじゃない?

 

ファンキーだよね。元気でるよね。超いい国歌じゃね!?金メダル取るたびにまさかの応援ソング(国歌)。

つってボーッと見てたわけ。

 

 

でもさ、やっぱり何かが心をよぎって一応意味調べてみたわけ。

 

「君」つーのは天皇を指すのか、ふんふん。

天皇様の時代は永遠に……って、え、おも。突如の宗教色。洗脳の薫り。

君が代は、案外重い歌でした。曲調もね。

 

なんつーかさ、令和リミックスみたいな感じでラップ調の国歌とかあってもよくない?ゴスペル風とか。

 

(オリンピックの感想終了)

 

この3ヶ月、じゃあこの僕は何をしてたのかっつーと、本当、何もしてなかった気さえする……ステイホームとかいって魔法の言葉かよ…いい事してる気になっかんね。

 

そういえば僕、実は結婚して2年目になるんですが、我が家のごはんリーダーこと僕は、女の子の味覚というものと、毎日戦っています。

 

ほら、男子って味の濃いもの好きじゃないですかー。

「味薄かったら足してね〜」のがどう考えても合理的なのに、「味薄かったらどうしよう」に支配されて調味料とかドレッシングとか入れすぎちゃう生き物じゃん?男って。

 

そして僕は一応男。もちろん「濃いは正義」派閥。

しかも粋でいなせな東京っ子(ただし多摩)だった。

 

蕎麦はつゆをたっぷり含ませるし、

牛丼は紅生姜で真っ赤にする。

うどんには七味唐辛子をたくさん振るし、

茶店ではパフェをおかずに激甘コーヒーを嗜んだりする。

 

 

……………何この予感。

 

\\\味音痴!!///

\\\味音痴!!///

\\\不摂生!!///

\\\不摂生!!///

 

 

 

味音痴…………

これに関してはね、構わねぇの。

カレーを食べても「ウマイ」しか言わない口下手なキミの代わりに、

ガラムマサラが効いてる」

「このカレーはナンよりライスだね」

「カレーって玉ねぎでキマるって言うけど甘味だけじゃなくて香ばしさも玉ねぎの所業なんだね」

って僕が何倍も美味しさ伝える。同じカレーを食べた美味しい思い出をちゃんと残せる。つまり誰かと一緒なら、口八丁でいくらでもカバーできるっつーこと。

 

よしよーし、味音痴は怖くない。全く怖くない。怖くねぇぞゴルァ!!

 

というかね、考えてみたんだけどね、

しょっぱいものが好き。それは事実。しかし食べることが好きってのとは違うのです。

じゃあこの欲望は何なのかというと「塩味で舌を刺激したい。」

甘いものが好き。というよりは、つまり「甘味で舌を喜ばせたい。」

つまり、そう言うことな気がする今日この頃。

その辺の食いしんぼうさんとは違う。自称グルメなデブ。や、デブ、では、ない。けっして。

 

「舌を喜ばせたい」が欲望の核なのに、「飲み込む」とニコイチなのが問題なわけです。

 

 

でも現代人として、大好きなポテチをザクザク食べて、最後にペッは、ごめんできない。倫理的にアウト。

 

 

つまり、本当に怖いのは不摂生の方。

 

低カロリーで味が濃くて、できれば健康にイイもの、つーのはないものか……

 

 

ピコーーーン!いた。見つけた。

いなげやで軽く手に入っちゃった。

答えは「のり」。海の苔と書いて、のり。

これはヘルシーなはずだろ。苔だよ?多少しょっぱくても、ヘルシーが補って余りあるくらいなはずだろうがぃッ!!!!

 

 

と、いうわけで、今日わたしがいただくのは、bibigoさんの韓国海苔です。(Uber eats風)

 

これね。すごい。めちゃウマイ。いくつか試したけど、bibigoさんがダントツでウマイ。

青のりみたいな、青くささ?良く言えば海苔の風味?これって案外消せないものなのかな?おやつとしては完全に邪魔なこの青くささを見事に抑え切ったのがbibigoさんだけでした。

そのうえ、なんとね、ごま油と塩分強め。

もうね。第一印象から決めてました。本当ありがとう愛してる。

 

 

ハーー!これこれ!無限に食える。

しかも海苔だからヘルシーでローカロリー!

なんつっても食感がいいじゃない?パリッパリ。

 

僕「最近さー、夜になると口が寂しくて。海苔食べてんじゃん僕。味付け海苔。」

妻「食べてんね。あとグミ。」

僕「もうこれで十分かなって。」

妻「お腹とか大丈夫?」

僕「それがさー。止まんねえの。おなら。しかも臭ぇやつ。」

妻「あー、ジュゴンとかマナティもオナラ臭いっていうもんねー。」

僕「ジュゴン…お、オナラすんの…?水中で……?」

 

海藻を食うヤツはオナラが臭くなるらしい。へぇ。

例えられたのが(たぶん)カワイイ生き物でちょっと嬉しかった。

 

僕。まるで\\\ジュゴン!!///たぶん氷属性!ジュゴンに対する突然の愛着!!!れいとうビーム

 

 

って話を、1ヶ月前くらいに職場の同期の女の子とランチに行ったときに話したんですよ。

 

同「へぇ、健康、結構気ィ使ってんだねぇ〜」

僕「当たり前じゃん。運動とかする気ないし。でも動かないデブみたくなるのはちょっとね。」

同「わかる。あ、これ、ありがとう、使わせてもらうね!夫も今度紹介する!」

 

新婚さんのその子に渡したプレゼントは、結婚祝いと引越し祝い。大好きな同期だったので、ちょっとイイものを買って贈った。

 

 

そんでこれはこないだ、同じ子とランチしたときに聞いた話。

 

同「夫に海苔の話をしたらさー、めちゃウケてたよー。」

僕「ちげぇのよ!それ健康に気を使ってますっつー話だから!オモシロ話じゃねえから!」

同「そう?めちゃウケてたよ〜?セイウチの人、めちゃ面白いね〜って」

僕「セイウチの人」

同「セイウチの人」

 

 

セイウチの人ね。

セイウチの人。

 

ジュゴン……だしね。……ジュゴン……なのに……

てか、え、なに、結局、動かないデブみたいなことになってません?

 

ひ、ひどいよ……ひどい風評被害だよ…!!

そっち方面から変なイメージ付けんの、本当やめてもらえません?

思い出のすいかvsあざとメロン 

 

みなさんごきげんよう

 

 

夏本番が、近づいてきたんだなぁ。イヤだなぁ……

暑いし汗かくし暑いし本当イヤだなぁ…なんつって、毎年やり過ごすこと31回。

気付けば32年連続32回目出場の超古豪。

それなのに夏といえば、すいか以外のアクティビティを拒否してしまう。

戦い方がワンパターン。よくない。非常によくない。

 

 

 

すいかといえばこないだ、メロンとすいかのどっちが好きですか?って後輩くんに聞かれまして。

 

 

 

うーーーーーーーーーーん!!!微妙なところ!

 

僕的にはすいかに下駄を履かせてあげたい。超個人的な事情で。

でも待って、これ、すいかに勝ち目あんの?

 

 

だって高いものが大好きな現代人は、メロンの持つ謎の高級感にメロメロなわけじゃん?

 

 

僕的にはメロンほどあざとい果実もないと思いますけどね!

 

 

まず、あざとポイントその1。

すいかより一回り小ぶりなメロンさんの醸し出す「量より質で勝負してます」感?

盛り付けについては、全面的にすいか型を踏襲し(パクリ)つつも、種を小綺麗にまとめ、フォークを使ってみる貴族スタイルなんかも積極的に取り入れることで株主も納得のポピュラリティを担保。

もうね。もう、愛される準備に余念がない。

 

 

つづいて、あざとポイントその2。

それは外見。

アミアミの3Dな模様だけでも十分なインパクトだっつーのに、メロンといえばあのT字のヘタ、みたいな。ねぇ〜〜。2個いる?

「柑橘系」とか「林檎と梨」みたいに、群雄割拠してないとこを、ちゃんと攻め落としてる感じ?

キミ、一人勝ちする気満々ですよね?お年寄りに席譲る気、1ミリもないよね?ん?

 

 

 

そして、あざとポイントその3。

結局、「自分たち、分類上は野菜なんで。」

ガッチガチに装備固めた割に戦う気なし。パセリやズッキーニなんかを相手に、初戦から大人気なく派手にオーバーキル。

リンゴとかブドウと戦わなくても、すごい有利なシード勝ち抜けで決勝まで進出してくる。将棋かと。竜王戦かと。

ワタシは最初からナンバーワンで、オンリーワン。比べるとかまじナンセンス。アダムもイブも、エデンの園でワタシを選んでさえいれば。みたいな。

 

 

 

どう?これが素顔ですけど?

こんなチート野郎、シラフの状態で好きって言える?本当に愛しやすい?

アイツならきっと、すいかを見下してこう言うよ?

 

メ「すいか=ウォーターメロン、おめぇら所詮、アタシらの亜種なんだよ」

す「………(白目)………」

 

 

 

ohすいか。どうしてあなたはすいかなの。なんて不憫。

もういっそ、朝ドラとかになってもいいくらい不憫。西瓜と書いて「おしん」と読んでもいいレベル。

 

ほら、すいか応援したくなったきたでしょう?戦後すぐのアイドルみたいな奥ゆかしさ、感じるでしょう?

「はじらい」っていう品種くらいならありそうな気がしてきたでしょう?

 

 

しかもね、すいかは漢字で「西瓜」。瓜からも亜種呼ばわりされてる可能性すらある。

 

でもね、かたやメロン。

 

「舐瓜」(てんか)

 

 

 

ないわーーーーー。

色々ないけど、特にセンスがないわーーーー。

 

 

瓜高校では「特に舐め腐ったヤツ」として有名。

 

ゴーヤ(苦瓜)「オレたち瓜の価値観、水分量と食感が全てみたいなとこあんじゃん?その上での個性、みたいなとこあんじゃん?」

カボチャ(南瓜)「あたしなんか、中身の色だけって感じだけど、3組の西瓜さんとかマジ卍。食感も水分量もまじイカしてる。」

ヘチマ(糸瓜)「自分陰キャなんでアレですけど、甜瓜さんの陰湿な嫌がらせにはもうウンザリです。そんなときも3組の西瓜さんはいつも慰めてくれました。陰キャ界隈ではあの2人は「姫とアバズレ」って呼ばれてます。」

キュウリ(胡瓜)「甜瓜はみんなのことバカにしすぎ。色々ナメてる。」

メロン(甜瓜)「甜瓜って呼ばないでくれる?あたし、あんたらと一緒にされんのイヤなんだわ。メロンちゃん♡って呼べよシモジモは。」

 

 

 

性格激悪。学園の嫌われ者。生まれながらのヴィラン

 

 

これくらいのハンデがないと愛せない。

 

だからね、その後輩くんに、はたと疑問を投げかけてみました。

 

ユーはどっちが好きなの?

後「メロンです。」

味が?

後「はい。」

あのさ、すいかとメロンてさ、食べたときに出る感想の質がちがうじゃん。

後「…え、、、………」

メロンを食べて出る感想って「美味しいね〜」「甘いね〜」じゃん。

後「はい…」

すいかを食べて出る感想って味の他にも、「夏だね〜」とか言わない?

後「あー、、」

同じ定規で測っていいと思う?

後「…………」

 

 

 

まずい。ちょっとやりすぎた。

完 全 に 面 倒 く さ い 先 輩 だ 。

 

10個も年下の後輩くんを謎に言いくるめる充足感。と、ちょっとの罪悪感。

 

 

でもね。

そこまでしても、すいかに花を持たせたかった。自信持って欲しかった。

 

すいか、おめぇ、負けてねえよ。

ほら、例えば、すいかバーvsメロンバーならぶっちぎりの得票率ですし。

 

まずさ、メロン?とかいって、種の形とかすいかのパクリじゃない?

 

すいかサイドとしては、あの大きさの、あの色の種を完成品とは認めてねえから。

俺たちすいかは、もっと上を目指す。より黒く厚みのある種をッ!!!

 

 

僕のすいかへの思い入れ。超個人的な事情。

そのルーツは保育園時代にまで遡ります。

 

僕は保育園の頃「すいかマーク」だった。

(保育園でロッカーとかに貼ってる、個人を識別するために割り当てられたマーク。)

 

周りに、ひよこやくじら、ひまわり、車、ロケットマークなんかもいるなか、僕はすいか。

 

どう考えても派手さで二歩くらい後ろを歩く、パッとしないマークでありながら、僕はいたく気に入っておりました。この園内で僕だけのすいかマーク。

 

あとね、ぶっちゃけ先生の描くイラストのロケットもくじらも、正直全然イケてなかった。

その頃は、すいかで全然戦えてた。

 

 

じゃあね、と。

 

それぞれのマークが先生の描くイラストじゃなくて、もし仮にリアルな写真だったら、と思うと。

 

 

 

弱い。圧倒的に弱い。ダメだすいかじゃ勝てない。

 

 

 

もっとこう、

アメリカン・コッカー・スパニエル」マークとか、

トヨタ ランドクルーザー」マークとか、

メリケンサック」マークとか

「銘刀 鬼切丸」マークとか、

 

写真映えしてて、それでいて珍しくて、響きのカッコイイ中二病まる出しネーミングのマーク使ってたわ。たぶん。十中八九。

 

 

 

そんな中で、ちょっと風変わりな「なみだぼくろ」マークのミナミちゃんが、「胡蝶蘭」マークのアンナちゃんに仲間外れにされて、

それを「超音速旅客機コンコルド」マークのタクヤくんが見ていて……

 

 

やばい………はかどる…………

金曜ドラマ「港区立麻布十番保育園物語〜港区女子のつくり方」の脚本ができちゃう。

 

 

ここは是非すいかマークを登場させたい。

高級すいかならなんとかサマになるのでは……?

ヨハネスブルク・ウォーターメロン」とかいねえの?トゲとか生えてるヤツ。

ふおお……あったら絶対かっけぇ……高まる……あれ!ヨハネスブルク是非あれ!

 

 

検索:すいか 高級品種

「贈答用なら黒皮で高級感あふれる「でんすけすいか」がオススメです。」

 

……………

でんすけすいか。マーク。

 

 

ッ………!!!

ねぇわ。どこまでオクテさんなんだっつーの。

自分の魅力全然わかってない。魅せ方っつーのがあっから。

 

いい?完全に高級感を履き違えてる。黒皮とか言ってる場合じゃないわけ。そんなものは銀座で夜の蝶として天下取ってから松本清張あたりに見出されるんで良いわけ。

まずは名前をどうにかしよう。「でんすけ」はねえよ。なにその農民感。

 

まずは、、そう、……もうちょっと洋風な名前を………

 

フリードリヒとかプリンスエドワードとか、王族ネーム名乗ってこうよ。

 

 

 

メロン「プリンス・メロン」

メロン「エリザベス・メロン」

 

 

 

 

………おっけー、わかった。

どこまでも目の上のたんこぶであり続けるってわけね。ほんと抜かりねえな、おまえ。もはやちょっと尊敬する。

……………………(妄想終了)……………………

 

さて、後輩くん。ここは何とかしてすいか派閥を1人でも多く獲得しておきたいところ。昨今の若者事情を鑑みて強迫的誘導も辞さない覚悟。

 

「すいかを食べる」

それすなわち〜?

「夏を感じる」

それすなわち〜?

「フクザツなカンジョウ!!!」

うんうん、つまりメロンより〜?

「すいかが格上!」

 

はい、よくできました。(洗脳……ニヤ…)

よし、このシナリオでいこう。

 

 

 

どう?すいか推す気になった?

後「や、実は僕苦手なんですよ、すいか。味が。」

………(白目)………

 

 

ハイ試合終了。ぐうの音も出ませんでした。ちょっと寒気とかした。

人生ままならないよね。それに、物事をハッキリ言えるのは、とってもイイことだよ。

おやすみなさい。(ふて寝)