天と天をつなげれば戦。

いい加減、カバを干支に入れて欲しい。

ちょっとやりすぎな先輩を許してあげる、とは。

 

皆さんごきげんよう!ちょっとだけお久しぶりですよね。

 

 

 

ちょっと前から、Facebookの「知り合いかも」に有名人が出てくるようになったんですけど、みなさんもそう?

 

仕様なのかもしれないけど、Facebook側のチョイスが絶妙。

 

 

広島県知事。

なだぎ武

ラグビーの福岡さん。

 

 

ギリでワンチャン友達だったかも…?と勘違いしそうになるギリギリのラインを攻めてきなさる。

 

 

 

やっぱ誰しもギリギリをいつも生きていたいじゃん?

Facebook先輩まじで恐れ入る。

 

でもある日、先輩はやりすぎました。

 

 

知り合いかも?「安倍晋三

 

 

はいダウト。

これは完全アウト。いくらなんでもバカにしすぎ。

 

やりすぎるヤツはキライよ。急に信用を失った先輩。

 

でもなんつーか、身につまされる部分もあるっつーか。

仕方なくやった、んだとしたら、それは仕方ないで許すしかないとも思いまして。

 

………………………

 

 

突然ですが、

 

こないだ、家の蛍光灯が切れました。

ので、蛍光灯を替えてみました。当然。

 

 

灯りは再び煌々と部屋を照らし始めたかに思えた。

 

 

……………

 

チカチカしてらっしゃる。

目に訴えてきなさる。

何らかの終わりを告げてらっしゃる。

 

 

 

僕の知ってる電球は、切れたら替える、替えたら付く、そういうルールだったはず。

 

だのになぜ。

きいてないのよ。ルール違反だろ。

こんなことにまごついてる余裕は、僕にはないのにッ!

 

 

 

 

そこで。

とりあえず親に聞いてみた。

 

「グロー球じゃない?」

 

 

なんだよそれ…そんな格闘技の等級みたいなヤツを、僕は知らない。

 

 

 

で、管理人に聞いてみた。

 

 

「グロー球替えてもダメならまた連絡してください。」

 

 

 

だから何なんだよ、そいつ。有名人?

 

 

 

どうやら、世論的にはグロー球ってのがキモらしい。

ツウはまずグロー球をチェックする模様。

 

 

 

え、もっかい訊くけど、昔からそういうルールだった?

グロー球さん、オリジナルメンバーだった?

「新演出版」から増えたシーンだったりしない?

 

 

 

 

 

 

で念のため、Google先生に聞いてみた。

 

インバーター方式の電灯には……ナンヤラカンヤラ」

 

 

 

うんうん、サオリもさ、大変だよね。でもさ、ガイジンの彼と付き合うと、そういうとこで揉めんだって、分かってたわけじゃん?

でもインバーターの気持ちも分からなくはないっつーか。

 

 

もう無理。

この世界はバカにはあまりに不親切すぎる。

電気をつけたかっただけなのに、

方式だけでそんなにルート分岐があるなんて学校で教わってない。

 

 

 

 

ふと、親の「そんなの当たり前」みたいな言い方が少し気になりまして。

 

 

 

世界が、僕の知らない間に変容していて、

僕はそれを知覚してなくて、

 

実は教科書とかにも

「2017年、俗に言う電球革命の勃発。グロー球を発明したラトビアインバーター博士はその年のノーベル賞を受賞」

とか書かれてたりして、

 

ヤマダ電機も仕方なく旧式の電灯を売ってるだけ、ってこと、ない…?

 

マズイ。歴史に取り残されてるのかも………

大河ドラマとかみて幕末の徳川に想いを馳せてる場合じゃなかった。のかもしれない。

 

 

 

 

 

でもまあとりあえず、もう一度天井のカバーを外してみた。

 

 

当然、「グロー球」という何らかの球があるんだと思っていました。

 

 

これね、はいはい。確かにチョコンと付いてんなーって思ってたわー。ごめん気付かなくて。

(♪西野カナ♪)これからもどうぞよろしくね。(♪西野カナ♪)こんな私だけど笑って許してね。(♪西野カナ♪)

 

いま替えてやっかんなー。

 

 

と、そこまでは当然の流れ。

その先の展開がオトコとしてスマートな誘い方を要求されるッ!と息巻いてすらいました。

 

 

 

……………

おい。まじか。どこだ、グロー球のやつ。

 

 

あれだね、電灯のカバーの中って、自分の家でありながら割と未開拓地、みたいなとこあんじゃん?

 

 

 

あれだね、結構スマート化されてんだね。

 

光って(点滅して)る方が約2名と、

数本のコードと、

いわくあり気なボックスのみ。

 

 

 

グロー球、不在でした。

容疑者といえば、あの謎のボックスくらい。

 

 

まって、突如の告白いい?

ごめんもう無理。腕と腰が。

 

さっきからずっと天井から外したカバー持った体勢でプルプルしてっから。

世が世なら元気玉とか集まっちゃう体勢だから。

 

 

 

と、いうわけで、僕にはもう、選択肢はなくなりました。

 

 

結論は、

「グロー球は、替えてみたけどダメでした。」

という乱暴な嘘。

 

 

 

いいのか?人として、許されるのか?

でも僕にはもう。インバーターの野郎のせいにするしか。

いざとなったら「生活に困って、仕方なく、やりました。」と言おう。

 

 

 

意を決して管理人さんに電話して、ちょっと泣きながら嘘をついたのが木曜日、

日曜日に部屋にきてもらうことになったんですが、

 

 

土曜日、

蛍光灯は再び、グローパニックなどなかったかのように、煌々と部屋を照らし始めたのでした。

 

以前より元気よく、以前より白く明るく。

 

 

 

 

 

 

 

なんで?え、なんで!!??

 

え、、、、あ、Google先生!!!!

 

 

「グロー球のない電灯もあります。(インバーター方式)」

 

 

もうね!もうね!!!!!!!!怒!!!!!

インバーターのご厚意が完全に裏目に出てた。

 

 

 

 

えと、ちょっとやりすぎなFacebook先輩のこと、許してあげようと思いました。

 

代わりに管理人さんに許してもらえるなら。

だってほら、人間って許し合うものじゃん?

ある日、僕は同居人を追い出しました②

みなさんごきげんよう

 

 

 

さて、先日ブログ(?)を更新してみたは良いものの、思いの外の一大巨篇になりそうだったので、

小生意気にハリーポッター方式の上下巻に分けてみましたッ!笑

 

 

 

 

〜前回までのあらすじ〜

主人公はニキビが気になる普通の乙女。

ある日家に帰ると、そこには見たくもないキテレツな生き物が部屋の中を徘徊していたのです…!

 

でも私はこの試練を乗り越えたとき、天女に転生する予定のか弱い乙女。

 

 

がんばれ、わたし。今こそ決めるんだ!

机にとまったその生き物とわたしの運命を。

 

 

さあて、つぎの選択肢は?

アタックチャーンス!

 

 

①虫さんとの楽しい共存パターン。

楽しい楽しい同居生活。机とハエと、それからわたし。みんな違ってみんなイケてる!

あははははは! んもぉ、それは昨日の残飯だってば、おバカさん。そっちはうんち。もっといいモノ僕が作ってあげるからね。いいから座って待ってて。

 

 

②生き残りをかけた殺し合い。

どちらかが生きる限り、どちらかは生きられぬ。選べよ。出て行くか死ぬか。殺るか殺られるか。

バトル・ロワイアル。サドンデス方式。

キタノ「今日は、ちょっと殺し合いをしてもらいます。」七原くぅーん!

 

 

 

 

みんな忘れてっかもしれないけど、 そういえば僕は男。ゴルゴや悟空と同じ性別。

血の気が多い可能性は大いにある。

 

天女?ばか言うな。そんなもんいねぇよ。

 

 

しかも僕は家主。たしか、人間以外の生命体の存在をこの家に許可していないはずだった。

 

つまり、、君とはずっと一緒には暮らせない。出て行く気がないなら。ね?分かるよね?

 

 

 

ゴンッ

 

 

 

その瞬間、僕の黄金の右手はコーヒーの入ったコップをつかみ、底面から虫に押し付けたのでした。

 

 

 

決まり手「押し潰し」。

 

 

 

……ハァ…ハァ……

 

勝利。大勝利。

しかも実害ゼロ。

殺った感もゼロ。

おまけに罪の意識もゼロ。

 

 

コーヒーちょっと(結構)こぼれたけどまあ戦績を思えばOK。 ヴィクトリーには違いない。

 

 

技術点だけじゃない、芸術点もかなり高め。

だって痕跡がない。そこにいた気配すらない。

その仕事ぶりには美学すら感じるほど。きっとゴルゴも舌を巻く。

 

 

でも本当は、そこ(底)に地獄絵図が広がってる。

半径2センチの地獄。(これが現実)

 

しかし生粋のグロNG派閥に所属してる僕には、 死体遺棄なんて出来るはずもありません。

 

 

「でも誰が片付けるんだ?」

「僕しかいなくね?」

 

 

ダメ。僕には出来ない。というか僕は殺しはやらない主義。

でも一個だけ思い当たる節があって、右手に関しては管轄外。

この言い訳でどう?ぬ〜べ〜みたいじゃない?

 

 

もう何が何だか分からなくなってきたので、

とりあえずaikoでも聞いて少し背の高いアイツのことでも考えてみることにしました。

 

 

………♪…………♪………♪……

甘い匂いに誘われたアタシはカブトムシだったんだよ…!

 

 

カ……カブ……虫……(思い出した)

 

 

あぁ……とりあえずアイツ(虫)を様子見してみっか……

 

 

(後回しにしたい…)

 

(でもまあとりあえず)

 

(チラッ)

 

 

おーけーおーけー。 大体わかった。 雰囲気つかめた。

 

こえー。超こえー。

 

アイツ、風の谷の奴らみたく大群よこしたりしねえよな。

「さあ行こう、ここもじき腐海に沈む。」みたいなことになんねぇよな……?

 

 

 

てかあれ、思ったよりアイツ3Dだった?立体保ってた?

もっと、扉に挟まれたトムとジェリーみたいな紙状を想像してた。

 

 

 

 

……死んで……る……んだ…よ、な……?

 

 

 

 

こえー。まじこえー。

 

「悪い悪いハエさん、甘納豆にな〜れッ!」で解決したい。ウィンガーディアム・レビオりたい。

 

 

 

 

考えてても仕方ないので、 とりあえず、まあ一旦?クリスティーアギレラでも聞いてみることにした。(現実逃避)

 

 

 

 

 

…♪……♪……(一回休み)……♪………♪…

 

 

 

はあ。いる。

答えを先送りにすること、早3時間。

もうすぐ夕食でこのコップを使う。しかも今、ちょっと喉乾いてる。

 

 

アイツをこのままこの世に、生きる恐怖に縛り付けておくのは、もはやアイツのためにも良くない。

 

 

そうだよ。

 

と、ティッシュボックスからおもむろに5枚くらいティッシュを引き抜きまして。

 

そんで、入れてから3時間以上経ったコーヒーの入ったコップのもとに馳せ参じまして。

 

 

次こそ確実に仕留める。

そう、デキル男は仕事をスマートに、エレガントにこなすものです。 確実に。かつ美しく。それはもう、後腐れなく。

 

 

今度はコーヒーをこぼさない様にっていうスケベ心も働きまして。

 

ごめんなさいごめんなさい、もうしません、と小声で呟きながら、 恐る恐るコップを持ち上げてみた。

そしたらね。

 

 

 

 

 

 

プ〜〜〜ンですよ。

 

 

アイツ、この機を逃すまいと、

一瞬の隙にゲラウェイして行きました。

 

 

覚悟はしてたけど、もう、呆然だよね。

 

 

アイツ、案の定、存命でした。

けど五体満足なうえにライフ満タンだとは思わなかった。

 

どうやらコップの底は軽い上げ底になっていて、暮らせる空間残ってました。

 

 

 

決まり手、無効〜〜。

アンド、こたつコーヒーまみれ。

 

 

まじか。

ここに来てまさかの共存パターン。

麒麟がこないパターン。戦乱の世に逆戻り。

 

 

ほら、仕事行ってる間に家出とかしてくれたりしても、いいんだかんね。

扶養には入れてないわけだし。税法とかまじめんどいからさ。

同棲は、、同棲はバレたらまずいって。

 

 

 

あとさ、ほんと首筋とかに休息の場を求めに来るのとかやめてくんないかな。

 

僕のこと、何らかのウンコと間違えてません?

 

共存するのがもう仕方ない選択肢として、 マウント取ってくるのホントやめて欲しい。

 

 

 

でも僕は家主。 そしてアイツは居候の者。

Vogueで言ったら、僕が編集長。プラダを着たミランダ・プリーストリーはこの僕。

そうさ僕こそがゲームメイカーなんだッッ!!

 

 

 

次の日の夜、普段通りにご飯の支度をして、

アイツの存在など気にも留めない感じで過ごした後、

 

テーブルに止まった一瞬の間に、ティッシュ一枚で仕留めた。

 

 

 

やった。遂に始末した。

しかし最期なんて案外呆気ないもの。

 

しかし僕としては、ゴルゴよろしく、後ろに立ったモノを処分したまで。

 

 

 

 

 

ちょれー。まじちょれー。

俺っちレベルアップ!

腐海からでもなんでも、かかってらっしゃい!

 

 

 

 

ひと仕事終えて、ゴキゲンでベランダに出ると、

 

そこには夏に死に場所を求めて彷徨ったセミが、

 

最期の姿で側溝に横たわっていました。

 

コイツもまた裏側を見せつけるように仰向けに。

 

 

 

 

 

 

 

おーーーまーーーえーーーらあああああああああああああ!!!!!!!!!

 

 

 

 

今度こそ、本当にゆるさない。

死してなお、の、その姿勢?なに?宣戦布告のつもり?

それとも生け贄か何か?捧げてこなくて結構よ。

 

 

おまえら、とうとう僕を怒らせたな。

この武蔵野のヴォルデモートこと僕を。

 

 

 

 

今なら、今なら怒んないから、不可侵条約むすぼ?

月額980円からでどう?

 

 

本当むり。きもいし。(結局ただの悪口)

ある日、僕は同居人を追い出しました①

みなさんごきげんよう

明けましたよね、今年。2021だって。

 

いくらなんでも2021はやりすぎじゃない?

キリスト、数えで2021歳ってことでしょ?

さすがに嘘っぽすぎ。

 

 

 

 

みんなーー!突然だけど大河ドラマ見てっかーー!?

 

キリストに比べたら随分後輩だけど、こっちも500年くらいは名を残してるから観てあげて。

麒麟がくる

 

 

麒麟?アイツいつも遅れて来るよな。

セレブ気取りかっつーの。

いやいや、「麒麟がくる」つった?

それ題名?それともオチ?誰の話?

 

 

前田利家利家とまつ  うんわかる。

新撰組 →新選組!   そのまんま。

山内一豊功名が辻   原作の名前らしいよ。

新島八重→八重の桜   ひねり方がおしゃれ。

西郷隆盛西郷どん   ど真ん中!あだ名!

明智くん→麒麟がくる  おい急にどうしたんだよ。

 

 

もう、ひねりが斜め上どころか伸身の新月面。

だいぶH難度だと思うんですけど、どうでしょう。

 

 

しかもね、次回作が「青天を衝け」。

これはもう一発レッド。意味が不明。ほら後輩がマネした。言わんこっちゃない。

(花燃ゆ先輩「チラッ」)

 

 

 

ていうかね、

思えば朝ドラにしろ大河ドラマにしろ、やれ戦国だの、やれ太平洋戦争だの、やれ震災だの、

 

いくらなんでもヘビーすぎじゃないかと思うわけ。

 

朝から、あるいは日曜夜に見させられるこっちの身にもなれっつーの。

 

 

平安時代とか江戸中期とか、平和な時代も取り上げてくれりゃいーのにね。

 

ある晴れた日に、みたいな雰囲気でさぁ。

 

 

 

 

 

 

それにしても大河ドラマ麒麟がくる」。

平和な時代が好きな僕的には、よく頑張って見てる方です。正直いって、まんまとハマってる。

 

 

 

でね、こないだ(結構まえ)、ときの将軍「足利義昭」が(一応)ヒロインの駒ちゃんに、あるモノを戦争出張のお土産に持って帰ってくるシーンがありまして。

 

 

将「駒、そなたに土産じゃ。」

 

駒「わたしにお土産でございますか?」

 

将「ん。トンボじゃ。」

 

駒「………………」

 

 

 

 

 

いらねえええええええええええ!!!!!!

お土産にトンボ。しかも生きてるヤツ。もう言葉失うわッ!

 

将軍まじそれハラスメントだから。虫ハラ。

 

あと、いつか訪れるはずの「将軍がくれたトンボが死ぬ日」の気まずさをちょっとでも思いやって欲しかった。

そーゆーとこ!公方様まじそーゆーとこ!

 

 

 

駒ちゃんの微妙な顔がもう、「いらねええええ」にしか見えなくて、門脇麦ちゃんもう最高でした。

 

 

 

 

 

 

 

そう、皆さまお気づきのとおり、

僕は虫なんか大嫌い。

 

 

 

もうね「嫌い」じゃ足りない。

拒否。嫌悪。憎悪。忌避。ヘイト。ненавидеть。

常時、世界で一番汚い言葉で罵りたい気分。

思い出すたび、思い出すたび、頭の中から追い出す。

 

 

 

 

 

むかし国語の授業で夏目漱石坊っちゃんを読んだんだけど、

 

主人公の布団の中に虫を大量に放つエピソードを読んだとき、国語の授業が地獄に変わった。

まじ夏目の描写力ほんと呪った。

 

 

 

主「夜になって布団に入ると、布団の中で何かが蠢いていた。」

 

 

まじでない。

あれ以来、足を伸ばして寝られなくなった気さえする。完全トラウマ。

 

 

まじ夏目てめぇ。本当にゆるさない。

千円札になってなかったら、出るとこ出てた。

 

 

でも待て。

夏目はお金。鎮まれ自分。

夏目はお金。好きか嫌いかで言ったらLOVE。

夏目はお金。よし坊っちゃんだけは許す。

 

 

 

 

さて、理由のない嫌悪。

これ、担任の先生にバレたらイジメの立件待ったなしです。現実世界はとてもキビシイ。

 

 

 

でもね先生。まじごめん。

この年齢になっても嫌なものは嫌。理由なんてほぼない。気持ち悪い。以上。

強いて言うなら得体の知れなさがもう嫌なの。

 

卵から孵るのも嫌だし、

兄弟が数百いるのも意味わかんないし、

顔とかこえーし、

あと身体の裏側?が最高にきもい。

 

 

 

 

 

 

まずさ、あんなに足ある意味あんの?

このスマート化の時代に、足6本とかいって完全に無駄。なに?仏像にでもなるつもり?

 

察するところ、クールジャパン戦略から完全に取り残されてる。

 

あとなに、触覚?きもいしいらなくね?鼻にしとけ。

目も、単眼だか複眼だか知らないけど、哺乳類基準に合わせてもらえる?

 

 

 

 

 

…………返事なし、っと。

 

 

や、ね、食物連鎖には虫も必要。

我々人類は生命の上に立つ生命。

それもよく分かるんですけど。

 

 

本当、月額契約でいいんで、不可侵条約結びません?話題のサブスク、僕と始めてみない?

僕、課金するよ?課金ユーザーになるよ?どう?

 

 

 

 

 

……………返事なし、、っと。

 

 

 

おっけー。わかった。

別に誰が頭と胸と腹に分かれてようと、

誰の胸から足が何本も生えてようと、

考えてみりゃ僕の生活にはなんら影響ない。

 

 

 

虫には虫、僕には僕の生活があって、付かず離れずの距離を保ってる。それでいいじゃない。

 

 

 

たまに公園とかで自然と触れ合うと偶然出くわしちゃう。

 

やだー元気ー?お嬢ちゃんも大きくなって。下のお嬢ちゃんいくつになられたの?え、この子下のお嬢ちゃんなの?やだーもうこんな大きいのー?

 

それくらいの距離感でいいじゃない。ね?

 

 

 

 

……………返事なし、、、、っと。

 

 

 

その日、僕はコーヒーを飲みながらテレビを見ていました。

 

 

 

休日のお昼のバラエティ。

見てるような、見てないような、ぼーっとした時間。

 

 

頭の中では何を考えているのか判然とせず、水の中に浮いてるような、ふわふわした、そんな幸せな休日のお昼でした。

 

 

 

そしてヤツは音もなく僕に忍び寄り、

僕に挑戦するように、冷めたコーヒーの入ったコップのすぐ横に止まったのでした。

 

しかも、こともあろうか、裏側を見せつけるように。コテンと仰向けに。

 

 

 

不快。不快なの。まじで不快。あと軽い恐怖。

 

 

待て。僕は三十路。良い大人。

イケてる三十路はスマートな選択をする。

 

今までなんとなく決着をつけずにここまで来たけど、

決めなきゃいけない時がきた。

 

 

デデン!

考えられる選択肢は2つ。どーするッ!?

 

 

①虫さんとの楽しい共存パターン。

 

②生き残りをかけた殺し合い。

 

 

 

さて僕とコイツとの結末とは。

 

どーする?………どーなるッ!!?つづく。

 

 

(ごめんなさい長くなりすぎました)

(まだ家に虫が出ただけの話)

(オチ:どちらかが死にます。)

(オチ言っちゃったーーー)

ハリーポッターと14歳の母。

みなさんごきげんよう

 

 

よおみんな!鬼滅ってる?

鬼滅の刃、ちょう面白えよな!主人公が鬼を滅ぼしに刃を携えて仲間を集めるところとか特に!

 

 

岡山のアイツとは無関係なことにはだいぶ前から気が付いてました。犬も猿も雉も、きび団子さえ出番ない気はしてた。

言っとくけど、そういうボケ恥ずかしいから本当やめな?

 

 

同じ鬼退治でも全然違ぇから。

 

 

 

強いて言うなら、

「あたし、魔女のキキです。こっちは黒猫のジジ。お邪魔させていただきますッ!」

「我が名はアシタカ。東の果てよりこの地へきた。」

 

くらい違う。

 

 

何が違うって、何もかもが違う。

共通してるところつったら、個人情報に対する意識の低さくらいだから。

 

 

 

 

 

ね、映画。めちゃ泣けるらしいじゃん。無限列車編。

 

 

決戦の金曜日、桃太郎は…(イマジネーション…!)

む、げん、、列車、を待って……いました…………

鶯谷……あたり、、でしょうか、、、、(敗北)

 

 

 

ごめんむり。無限列車とかもう無理。題名からもう無理だった。

岡山のアイツとは無関係だと言い聞かせながら、もう震えたよね。

 

 

なに?無限列車って。

山手線一周まるまる車両繋がってるみたいなこと?

 

 

え?無限に列車がやって来るんじゃないの?

「無限ちゃん」と「列車くん」なの?

それとも「ジーコジャパン」的なアレ?

 

 

オナカとカモがコラボしてないこの令和の日本で、

無限と列車が先にコラボしちゃうとはねぇ……(遠い目)

 

 

 

 

 

流行りもの。これは大いに結構。

その経済効果は計り知れません。

乗っかるもよし。乗っからぬもまたよし。

 

 

 

ていうか、キメハラとかいう言葉ができちゃうくらい流行ってるはずなのに、乗っからなくても生きていけてる!この仕事の流儀!どうよ自分!結構イケてない?

 

 

 

 

 

思えば僕が最後にブームに乗っかったのはハリーポッターだったかもしれない。

 

 

 

当時の僕は、魔法にとても憧れていました。

 

 

空を飛んでみたいとか、

透明になってみたいとか、

頭良くなりたいとか、

 

はたまた惚れ薬作りたいとか、

 

あまつさえ、始末したいヤツがいるとか。

 

 

 

でもね。

 

言っちゃ悪いけど、それ全部個人的な欲望。

魔法、まじ罪深い。

ちょっと油断するとすぐ欲にまみれる。

 

 

 

 

 

もっとこう、

「核に代わる抑止力となりたい。」

 

みたいなアメコミ野郎がね、一向に出てこない。

人間界の側。

 

 

 

 

かく言う魔法側も、例えば少子高齢化とか経済政策とかに対しては案外無力。

 

 

そらそうだよね。

死の呪いがアウトなら、産ませる魔法も倫理的にアウトです。

 

そう、魔法を認めた瞬間、人間界側のあらゆる法則や決まりごとは崩壊します。

 

時間さえ、巻き戻す。

 

 

というかね、魔法なしの日本が12省庁でなんとか頑張ってるっつーのに、

 

 

かたや魔法ありのイギリス、魔法省の1省独裁。

思いの外の省エネ運転。

 

欲にまみれた無法者が荒くれまくる大航海時代のイギリスに、公務員の数が足りてると思えないわけ。

 

 

 

もう、スターウォーズ的展開、待ったなしなんですよ。

 

そのうち、革命軍が帝国軍を倒す話できっから。

 

 

 

「ハリー、悪堕ち。」

きっと黒い仮面被って父親ぶる時がくっから。

 

 

 

ヤバい。アガる。

二流感がすごい。

これは売れる。

 

 

 

 

で、ですよ。話は現在に戻り。

 

あのSONYさんがPS5から「ホグワーツ・レガシー」をリリースするっていうじゃないですか…!

 

 

 

これはハリポタファンとしては見逃せないのではッ!?

 

(てかなに、プレステってもう5作目まで行ってんの。)

 

 

 

すかさず予告編をチェックしましたとも。はい。

 

 

………おーけーおーけー。だいたい感じつかめた。

ちょっと待とうぜホグワーツ

 

 

 

まずはグラフィックの凄さとか。再現された世界の完成度とか。

「ファン垂涎の」って言葉に相応しいことは認めよう。

 

そのうえで、の話です。いいですか?

そのうえで、あなたに訊きたいことが、たくさんある。

 

 

 

 

これ一般の学生にも「ドラゴンと戦う」とかが求められる感じなんですか…?

 

陰キャの生徒にはツラすぎません…?

ホグワーツ残酷すぎません…?

 

 

てか、あ……アドベンチャー

アドベンチャー通り越してもう、いっそ物騒。

治安どうなってんだよ。魔法警察、仕事しろ。

 

 

多感な学生時代がね、あまりに刺激的すぎる。

そらヴォルデモートさんだって物足りなくなります。

悪いけどスリザリン寮生全員、死の呪い程度なら5歳で済ませてる可能性ある。

 

 

 

 

もっと、ほら、甘酸っぱいやつとか、

全国大会的なやつとか、

中二病とか、あったでしょう?他に。

 

 

 

 

たとえばこう。

 

ハリーポッター14歳の母

ハロー。私、ジェニファー。ホグワーツの四年生。

ハッフルパフ寮は今年も見事に芋みたいな新入生を釣り上げた。だってイケてる子たちはみんなグリフィンドール寮かスリザリン寮に取られるんだもん。組分け帽子とか言ってなに?ひでぇ出来レース

親友のステファニーは口が悪い。

ステフ「私たちは陰キャらしく陰気な呪文の練習でもしてろってか?まじダンブルドアざけんな。薬草学ってなんだよ。ドラクエかっつーの。」

 

頭のネジがいくつか外れてるステファニーは、その日私に向かってこう言った。

ステフ「ねぇ、変身薬でグリフィンドール寮に潜り込まない?」

私「何それアガる。ジニーとかよくね?あいつトロいし。」

ということで作戦決行。てか待って。ジニーの彼氏ってハリーポッター……

ステフ「どうだったのよぉ、ハリーポッターハリーポッターはッ(意味深)……!?」

私「大変なことが起きたの。」

ステフ「は?」

私「大変なことが起きたの。」

ステフ「おめぇ、まさか、、」

私「アレから来ないの。あたし……」

 

 

 

 

なにこれ。

超アガるんだけど。

 

人を謗(そし)るは鴨の味。

みなさんごきげんよう

 

 

 

最近、鶏肉が美味い。

ここに来てまさかの鶏ブーム。

昨日唐揚げ作ったかと思えば、今日にはチキンスープを作る気でいるかんね。

R.I.P.ニワトリさん。僕の胃で安らかに眠って。

 

 

 

やあさ、

葛西臨海公園には鳥類園つーのがあって、割とヘビーなバードウォッチングスポットみたくなっておりまして、

広いし人少ないし、一回行ってすごい気に入ったんですけど、

 

 

 

や、鳥とかね、ごめん正直全然知らない。

すれ違った野鳥の会的なシルバー軍団には申し訳ないけど、本当、風景の一部か食用チキンとしてしか、意識したことすらほとんどなかった。

 

 

 

でもね、その瞬間は突然訪れたんです。

出会ってしまったんですよ、その日。

葛西臨海公園で。気になるアイツに。

 

 

「♪出会いはふとした瞬間〜♪」つってZONEが歌い始めたかと思ったかんね。

 

 

一目惚れっつーか、もう完全にジャケ買いだったんですけども。

 

 

 

紹介します。

僕の新しいソウルメイト。その名も「セナカカモ」。

 

 

や、うん、たしかこんな名前だった。

ひょっとすると「オナカカモ」だったかもしれない。

 

いずれにしても、メイビーで悩ましげなニュアンスがたまらなく好き。

センスの塊は葛西にあった。葛西(ここ)が新しいトレンド発信地なのかもしれない。

 

 

 

 

やあね、わかるよ。

カモという鳥に生まれた以上、散々いじられ倒してきたんでしょう?

 

「今日も座布団ゼロ枚……いよいよ笑点クビ鴨。」

 

だの、

 

 

「やだ、大好きなあの人の生命を軽く宿しちゃった鴨〜♡」

 

 

だの、

それはもうコスられまくった古典的なギャグなのかもしれない。

 

それにしても、ヤツのインパクトは凄かった。

紹介するボードの文字が光って見えたもんね。

セナカカモ。

 

名付けるときにずいぶん焦ってたってことしか伝わってこなかった。

 

 

 

 

何がだよ、っていう。

 

いちお背中確認してみれば、っていう。

 

 

もう少し情報くれたらね、

こちらにも「たしかに何か付いてる鴨〜!」って、

ノッてあげる余裕くらいならあった。

 

 

ウメボシイソギンチャクほどのハイセンスは求めないって約束すっから、

「コズミックハイイロセナカカモ」くらいのガッツを見せて欲しかった。

 

 

なのにこの令和のいま、敢えてのセナカカモ。

いっそ説明責任とか問われかねない。

まじ野党が黙ってない。

 

 

 

や、ね、僕の記憶ではほぼ確実に「セナカカモ」だったんだけど、

 

 

もうそれは非の打ちどころのない完全なるジャケ買いだったもんで、

 

セナカカモがどんな特徴的な背中をした鴨なのか、しっかり確認せずに帰ってきちゃったんですよね。

 

 

 

 

 

じゃあっつって、

ある日突然なにか心をよぎるものがあって、

心配になって、

 

 

それでまあ軽い気持ちで検索してみた。

「セナカカモって、結局背中がなんだっつーわけ?」

 

 

 

 

検索:セナカカモ

「一致する情報は見つかりませんでした。」

 

 

 

うううううう嘘でしょ?

世界にこれだけ鳥がいて、

これだけの名詞があって、

こんなに身近な「セナカ」と「カモ」の二語のコラボレーションを、

未だかつて誰も認めたことがないと…?

 

 

スベスベマンジュウガニ」の存在を許してるこの令和の日本で…?

 

 

 

そんなはず………

じゃあ葛西のアイツ……?

 

 

 

でもGoogle先生のお導きにより判明した事実はひとつ。

 

……セナカカモがこの世に存在しないかもしれないということだけだ…!

 

 

そんなことって………!

じゃああの日のアイツは……マボロシ……?

 

訳がわからないまま、とりあえずひらがなにして再検索してみた。

 

 

 

検索:せなかかも

「急な背中の痛み、ぎっくり背中かも!」

 

 

ほらね。うん、だよね分かってた。

 

でもさGoogle先生。おめぇは初対面なんだからそのイジリ方はイジメに発展する可能性あっかんな。

担任の先生のいない所でやるんだぞ。(←悪い子)

 

 

ていうか、Googleで「背中かも」で検索するってどういう状況?

 

スマートスピーカーに話しかける自分。

「おっけーGoogle。背中かも。検索して。」

 

ねえわ。

どんだけ友達いねえの?

それ、もはや検索というより独白だから。日記感覚だから。

 

 

 

いよいよ謎に包まれるセナカカモ。

あれかい?葛西にしか存在しない、固有の生物かい?イリオモテヤマネコ的な?

 

 

検索:せなかかも 葛西

江戸川区 介護付有料老人ホーム」

 

 

なぜ………そうじゃない……

これ、世が世ならイジリがイジメに変わる瞬間だから。ホント気をつけて。内申とかに響くから。

 

 

 

 

もうわかった。

最初からこうしときゃ良かった。

 

検索:せなかかも 鳥

オナガガモ-Wikipedia

 

 

出た出た。はいはいそういうこと。

本当さ、なんつーかいつもこう。

もうこうさ、早とちりとかじゃないのよね。

事実をね、こう、ねじ曲げて記憶してる。

 

 

本当、歴史とか大丈夫?

天下統一したのって、徳川じゃなくて徳永英明だったりしない?

本能寺の変とかだって、織田じゃなくて小田だったりしない?小田和正とか戦国武将の可能性ない?

蘇我馬子とか、ほんとに男だった?鶴子、馬子、羊子の三姉妹だった可能性とかない?

ほんと覚えた気になってるだけってのが一番危ないんだよ?

 

 

 

 

………………

 

おっけー。わかった。

いいよ、百歩譲ってオナカでいいよ。間違えてほんとごめん。そこは誠意を込めて謝る。

 

 

 

でもなにその受け入れ難い濁点。しかも二つ。

 

オナカでいいじゃん。かわいいじゃん。

 

 

じゃあね、千歩譲ってオナガまではいいよ。どうせ尾が長いんでしょうと。

 

 

 

 

ガモはねえよ。

ガモはやめようぜーーー。

下品だよ。不気味だよ。愛しにくいよーー。

 

 

 

 

……………………

 

 

ふう。世の中腑に落ちないことだらけだ。

 

でもねいいですか?

あのね世の中ね、濁点つけて良いことなんか、一つもない。

 

 

たとえばよ。

 

 

ほらダースベイダー卿がもし、「タースペイター」とかだったら、あの史上最大の親子喧嘩は、おかくらと幸楽あたりで収まってたかもしれない。

世界を股にかけるとしても、アルプスあたりで少女の名前を呼ぶ程度が関の山。

 

 

 

ベートーベンがもし「フェートーフェン」とかだったら、あの交響曲第5番「運命」は、「シンフォニック・キラキラ魔法少女」とかになってたかもしれない。

 

 

 

そう、濁点がつくと、人生に苦労が滲んでくる。裏切りとか挫折を乗り越えてきてそう。

漫画でいったら劇画風。敷居高め。

「りぼん」とか「なかよし」あたりに連載されたいなら、純心にして無垢だった汚れなきあの頃を忘れちゃいけないと思うの。

 

 

 

 

オナガガモおめえ、鴨にしては欲張り過ぎ。

 

 

 

 

というわけで拝啓オナガガモ一族の皆様。

濁点二つはお早めにご返品ください。あと、「セナカカモ」お買い得ですよ……!

 

敬具。

ハリーポッターとクリアな素肌。

皆さまごきげんよう

なんつーか、世知辛いよね。世知が辛めの味付けだよね、最近。

 

 

 

 

僕はね、実は映画が結構好きだったりします。

 

 

メグ・ライアンメル・ギブソンの違いも最近ようやくマスターしました。

 

メグ・ライアンって女性だったんだね。

 

 

 

その程度にはツウ。そう、僕は映画通。

ハリウッド方面には結構自信ある。

もはや何らかのアカデミーの会員と言っても過言ではないはず。

 

 

 

 

そんな僕ですが、「映画が好き」ってフワッと口を滑らすと必ず聞かれることがあります。

 

 

 

 

 

「オススメ映画はどれ?」

 

 

 

 

 

 

これね、本当やめてほしい。

 

マジレスすると、勧める相手によっても変わるし、話してる場によっても変わるし、その時の気分によっても変わる。(ていうかそんなにストックない。)

 

 

 

そういうもんでしょう?

 

 

 

でもほら、僕はプロ。アカデミー会員としての意地がある。

というわけで僕が独自に捻り出した映画評価のポイントはこの3つ。

 

 

①価値観、教訓、伝えたいこと部門

②世界観、ストーリー部門

③キャラクターデザイン、演技演出部門

 

 

自分で言うのもナンだけど、これ結構核心突いてるんじゃねぇ?

 

ほら、魔女の宅急便(の雰囲気②)が好きな人に、角川の天河伝説殺人事件は勧められないじゃん?

 

 

やべぇ。本物の映画通っぽいぞ。。

王様のブランチの、LiLiCoの後釜は僕かもしれない。

 

 

 

それどころか監督のオファーとか来ちゃったらどうしよう。

 

ぐりとぐら」の実写化とか頼まれちゃったらどうしよう!

 

ぐりもぐらも性別からして分かんねえ!どうしよう!

 

 

 

 

そいでね。まあここまでが前段なんですけど。

 

僕は映画といえばハリーポッターが大好きだったんですけど、

 

かろうじて男という性別を掴み取りながら、ハリーポッターその人自身に憧れてた時期もあったんですけど、

 

 

じゃあなぜ過去形なのかというと、

あいつ、ハリーのやつ、冷静に考えたら結構ムカつくよな〜と思てる今日この頃の俺なわけです。

 

 

 

それでは僕が、こないだ友達とした、ハリーポッターの使えなさについての議論をご覧ください。

 

 

 

僕「ハリーポッターって、結局のところダンブルドアの広告塔だったって話だよね。全然足でも稼げてないよね。」

 

友「身もふたもないね。児童書なのにね。」

 

僕「ハリーのイタい所って、自分で考えて行動したことはことごとく失敗してて、さらに自分が世界を救ったと思ってるところだよね。」

 

友「まあ勇猛果敢と向こう見ずを取り違えてはいるよね。」

 

僕「ハリー、そこ!そういうところ!って思うよね。もう取り柄がクリアな素肌くらいしかないと思うの。」

 

友「あれは光トリック。でもその構造に、そして現実社会とのアナロジーに気付くところまでが児童書なのだとしたら…!」

 

僕「もう生きていたって仕方ないって気になるね。でも、おまえレベルが主役ぶるなよってヤツ、結構いるもんね。」

 

友「いるね。意外とハードな児童書だったね。」

 

 

 

この会話よ。これがファン歴20年の洞察力と、世界一のファンタジーの本質。


 

つまりよ。

めちゃくちゃ脚色するとこうなるんでは?

(よっ!監督ッ!)

 

 

ハロー。俺の名前はハリーポッター。(株)不死鳥の騎士団 の新入社員。

ぶっちゃけコネ入社。周りの人は超良い人だし、みんな超褒めてくれる。なんか業界じゃ俺って結構有名みたい。なんでー?何もしてないのにー!まじうける。

 

成長戦略?とかいってまじうける。んなの無くても注文取ってくりゃいいんでしょ?「ハーイ。俺、ハリーポッター。生き残った男の子?的な?どう、俺と悪魔の契約してみない?(意味深)」これで今月ノルマいったし。まじちょれー。営業まじちょれー。

 

最近、経理のスネイプさんがまじキモイ。目つき悪いし、交通費の精算間違えたとき超やな感じだったって総務の水野さん怒ってたし。

 

 

どうやらうちと(株)デスイーターとは顧客取り合ってるらしい。「アバダケダブラ」が売れすぎててまじびびる。あとヴォルデモート社長がまじで怖ぇ。まず社長なのに「例のあの人」呼ばわり。あんなん絶対(色んな意味で)ブラック会社じゃん?マルフォイ、うまくやってっかなぁ…?

 

 

んでこないだ、うちのダンブルドア社長が遂にデスイーターの買収に乗り出した。まあ仕掛けてきたのは向こうらしいんだけど。

ハリーポッターこと俺は、東京セントラル証券の人間として、1500億の買収案件の担当となったんだけど、どうやらうちに裏切り者がいるらしい。経理のスネイプあやしくね?って総務の水野さん超疑ってたんだけど、どうでもいいからスネイプさんまじ吉田専務あたりからあの目付き注意してほしー。

 

ところで大和田常務の出番ってこんなもんなの?市川猿之助まじイケてたし、なんつっても堺雅人の演技、迫力がまじすごい。

 

 

というわけで皆様、半沢直樹、来週からもチェケラー!

 

 

 

 

 

 

 

 

んー、あれ?

ち、チェケラ……

 

 

身体のお手入れ!〜顔面神経編

 

みなさまご機嫌うるわしゅう。

 

なに?西暦が2020とかいうマブしい4桁になって軽く半年経ってるんですけど、

 

 

忘れがちね。西暦のマブしさもさることながら、「生きる意味」とか「さしあたっての目標」とか。

 

あんな競争社会を生き抜いてきたはずなのに、結局行き着いてる場所がここ。

なんて平和なこの場所。溢れんばかりのピースフル。

 

 

そうなると気になってきちゃうのよ。

「お腹のぜい肉」とか「お肌のキメ」とかが。

 

そんで落ち着いたときに考えちゃうのが「昔ついたウソ」とか「老後の暇つぶし」とか。

 

 

噂には聞いてたけど、30代って思ってた以上に切ない年代なのね…

 

 

や、ね、噂には確かに聞いてた。

30代に関する噂。

 

30超えると一気に身体にガタが来るとか、

30超えると合コン市場で一気に価値が下がるとか。

 

良くない噂ばっかり。

もうお先真っ暗。一寸先ではダークサイドに堕ちた堕天使にメガ進化しちゃってるかもしれない。

 

 

で、本当に30超えると「友人の結婚」とか「親族の介護」とか「孤独との向き合い」とかの要素が増えて、急に人生がハードモードになったりする。

 

 

もう、出てくるアイテムが身長と同じ大きさのキノコとか、火の玉を出せるようになる花、レベルじゃお話になんない。

 

 

もうさ、マリオ、土地買お。

土管工は諦めてさ、土地とか、株とか、事業とか始めてみよ。

姫は、、桃の君はたぶん自衛隊あたりが必死に救出してくれるはず。

誘拐は犯罪ですし。

彼女、一国の姫ですし。

警察に任しとこ。

どうしても行きたいなら、まずは保険の窓口とか行こ。

もう、着の身着のまま飛び出していいお年頃じゃない。

 

 

そう、つまり、自分のために、お金、使おう。。

つなぎより、ちょっと良い服、買ってみよう。

 

と思い立ったんです。三十路の遅咲きマリオ。

 

 

というわけで最近、自分の身体の性能が、実はもうそんなに高くないんではないかと、今までお金かけたことない分野にお金かけてみたりしておるわけです。

 

 

というわけで今日は!

「仁義なき(老いとの)戦い」をお送りしますよ★

 

 

 

 

 

 

 

そういえば僕は、6年ほど前に、顔面神経麻痺つーのを経験したことがあります。

 

 

 

当時入社1年目。

仕事を覚えて一人で回せるようになってきた矢先。

 

普通の人なら、ちょっと仕事が楽しくなりかける頃。

マリオで言ったら、初めてヨッシーとかと出会っちゃうあたり。

月9で言ったら、手と手が触れ合った瞬間を何かしらの甘酸っぱい感情と勘違いしちゃう頃。

 

 

 

そう、僕の隣の席にはとあるBBAが座っていた。

こいつから仕事をすべて引き継いだんですけども。

 

こいつのくれるキノコが、なんつーか毎回毒キノコ。食うたび食うたび背が縮む。

 

決して空飛ぶマントだったり、ファイヤーフラワーだったりはしないわけ。

 

 

社会人一年目の伸び率という伸び率をことごとく下回ってたのは僕のポテンシャルのせいだけではないはずなの。

 

こいつの黒魔術に超翻弄されてんの。

 

 

うーん、よく考えたんだけど、それ、お前のせいじゃね?

ってことの尻拭いをさせられたりなんかは日常茶飯事。(注:1年目の新入社員)

 

 

それはそれは、少しずつ毒を盛られてた訳ですよ。

 

 

そして同期と寮で傷を舐め合った日曜夜を経て月曜日。朝。

 

 

目、覚めるじゃん。

 

顔がね、顔の半分がね、全く動かねえの。

 

 

おーい、って呼ぶじゃん。

こだまでしょうか?って問いかけるじゃん?

こだま超期待するじゃん。

 

いいえ、誰でも。

完全なるノーシグナル。

 

 

 

てか神経麻痺、まじすげぇ。

ちょっとずつ動かなくなってく、みたいな余命いくばくかの何とか的な映画展開じゃねぇの。

 

 

朝、起きたら、もう全く動かないの。

夜100だったのに、朝もう急に0なの。

本当、鏡見るまで壊死とかと勘違いするレベルなの。

 

目が閉じないからコンタクト入らないし、

笑おうとすれば片方だけ真顔だし、

口をゆすげば、力が入らない方から全部垂れるわけ。

 

で、入院して治療して職場復帰して、何となく治って異動して転職して今ココなんだけど、

軽く6年くらい経過してんのね。

 

 

 

今でも毎年2月になると顔の神経がピクピク痙攣します。

なにか忘れちゃいけないことを思い出させるみたいに、年に一度定期的に痙攣します。

 

 

そんで今年は特に酷かったから、色々お金をかけて対策を講じてみたわけです!

 

 

 

神経にはツボ押し!しかも顔周辺の!

よし、ヘッドスパに行ってみよう!

しかし果たして、内気なセンシティブボーイ(30歳、男性)が1人で訪れても恥ずかしくないスパなどあるのか…?

 

 

でね、最近の床屋まじすげえの。散髪したついでにヘッドをスパしてくれんの。そこまでしてくれるなら、もうそこは、床屋ではないんでないかと。僕は思うわけ。

 

 

そもそも僕は、よく考えたらヘッドスパが何なのか知らなかった。

まあとりあえず機械を使って、機械から出る有難い成分と、人間離れしたテクニックと最先端のテクノロジーで頭皮に何かしらアクセスされるんだろ、くらいに思ってた。

 

ちょっと、服とか着替えるかも、とすら思ってた。

 

 

 

 

 

 

そして、ヘッドスパの正体は、ほぼ人力だった。

 

 

 

歯磨き粉みたいのを頭に塗りたくられた後、ラップみたいのを巻かれまして。

 

おかしいよね、ここで自分が「髪を染めてほしい」とオーダーしてないか不安になるわけ。

 

あれ、スパって、こんな発酵して馴染ませる的な職人系の工程あんの?

 

ハッ!て気が付いたらEXITみたいに真っピンクになっちゃってたりしないよね?

 

 

 

そんで15分ほど置かれた後、

 

始まった。指圧マッサージ。これよこれ。

 

 

 

もう、頭皮がパン生地なのかしらってくらい、

魂のコネを頭皮にブッカマされてるんですけど、

 

 

これね、案外痛くもなければ気持ち良くもない。

僕もね、あーそこそこ、みたいの期待しすぎてた。

ツボ刺激で、視力とかちょっと良くなっちゃったらどうしよう、とすら思ってた。

 

 

 

そして僕は気付いたのでした。

 

頭に集中しているツボをこねくり回されるのはオマケで、

ヘッドスパの本分は頭皮のお掃除なのでは……?

 

 

頭皮のニキビとか消えたし。(数日後に、だけど。)

 

 

よし、数千円しっかり無駄にした。

うん、でも効いてる気がするからオッケー。

 

 

(左頬「ピクッ」)

 

 

そういう訳で次のステップ。

 

おし、もう神経に直接アクセスするっきゃない。

顔に針を刺してみよー!(鍼灸

 

 

でもそれはまた別のお話。

(すごいくまのプーさんぽい終わり方!)

 

それでは皆様ごきげんよう